POG Again

POG歴約20年

指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:ラインベック

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シュヴァルグランなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

【CW/5F66.0秒】
 6月19日。冒頭にも記したように、ウッドチップの入れ替え工事が行われている途中ではあるが、極端に時計を要するような馬場ではない。ただ、全体的な時計の出方を見ると、先週よりは速い気がするので、そのあたりは冒頭に記した転圧の効果もあるかも知れない。

 来週から中京開催が始まるが、ここでも注目の2歳馬がデビューを待っている。その中で筆頭といってもよいであろう馬が、先週も取り上げたラインベック(栗東・友道康夫厩舎)。6月29日(土)の中京芝1600mでデビュー予定だが、その鞍上に予定されている福永祐一騎手が跨っての追い切りだった。

 3頭併せだったが、マイラプソディとともに先行して、追いかけてくるサヴォワールエメを待つ形。相手が並びかけてくると、瞬発力を使って併走。マイラプソディは遅れてしまったが、こちらは2勝クラスの3歳馬と互角に動いている。6Fは85.0秒と遅いが、終いは11.7秒。これだけ動けば十分といったところだろう。



 

指名馬情報:牡馬第8位

第8位:リメンバーメモリー

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【POG】リメンバーメモリー“チーム・キズナ”一丸でいざ出陣「バネすごい」
 “チーム・キズナ”で初陣Vを狙うリメンバーメモリー
 「新馬戦」(23日、阪神)

 父と同じオーナー、厩舎、そしてジョッキー。リメンバーメモリー(牡、父キズナ、栗東・佐々木)が武豊騎乗で日曜阪神5R(芝1800メートル)でデビューする。

 これまでに栗東CWで5本の併せ馬を含む6本の時計を出し、16日は坂路で4F57秒3-13秒1をマーク。「太め感もなく仕上がっている。素直だし、キズナ産駒は評判がいいからね」と佐々木師が胸を張れば、父子で担当する田重田厩務員も「バネがすごい。似ている」とダービー馬に姿を重ねる。大きな期待を背にベールを脱ぐ。

指名馬情報:牝馬第3位

牝馬第3位:リアアメリア

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噂の大物牝馬にディープ級の末脚も。
ノーザンファーム勢3頭の素質が凄い。

 リアアメリア(牝2歳、父ディープインパクト、栗東・中内田充正厩舎)が、噂通りの圧勝デビューを決めたのが、6月1日の阪神芝1600mの新馬戦。川田騎手から発せられた「意識的にゲートをゆっくり出して、後ろからの競馬を教えました」という声を聞けば、世代最初のレースからいきなり桜花賞候補が出現したことがわかる。

 道中は他馬の後ろを走ることを嫌がったのか、頭を大きく振るなどロスの目立つ走りをしながら、直線は一気の伸び。8馬身ぶっちぎりの極上の瞬発力は掛け値なしの大物牝馬と言い切れる。

指名馬情報:牝馬第10位

牝馬第10位:モーベット

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噂の大物牝馬にディープ級の末脚も。
ノーザンファーム勢3頭の素質が凄い。

  • モーベットのラップを見て驚いた。

このすぐあとの新馬戦を勝ったモーベット(牝2歳、父オルフェーヴル、美浦・藤沢和雄厩舎)は、牝馬限定の芝1600mに出走して、最後方からの差し切り。

 前記2頭と比較すると地味だったのかと思いきや、ラップを確認して驚かされる。

 ラスト2ハロンが11秒4-11秒2だったからだ。

 意外と思われるかもしれないが、ラスト1ハロンのラップがその前の1ハロンより速くなることは古馬の上級レースまで目を凝らしても滅多にお目にかかれない。

指名馬情報:牝馬第1位

第1位:カトゥルスフェリス

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【めざせクラシック】ラインベック29日初陣

ゲート試験合格後、福島・ノーザンファーム天栄に放牧中のカトゥルスフェリスは、8月11日の新潟芝1800メートルか同芝1600メートルでの初陣が目標のようです。藤沢和調教師は「格好のいい馬。すぐに戻ってくるんじゃないかな」と楽しみにしています。米GI5勝を挙げた母の子だけに注目です。

 

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カトゥルスフェリス 8・11新潟6Rを目標
 「POG2歳馬特選情報」(18日)

米G1・5勝の名牝ステファニーズキトゥンを母に持つカトゥルスフェリス(牝、父ディープインパクト)は、8月11日の新潟6R(芝1600メートル)を目標に。現在は放牧中だが、「ゲートも受かっているし、すぐに戻ってくると思う」と藤沢和師は見通しを語った。

指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:ラインベック
【めざせクラシック】ラインベック29日初陣

 山口 栗東には、来週から始まる中京開催に超良血がスタンバイ。3冠牝馬アパパネを母に持つディープインパクト産駒ラインベックはこのまま順調なら、福永騎手とのコンビで29日の芝1600メートル戦でのデビューが濃厚です。「(入厩)当初から能力の高さは感じていた」と友道調教師の期待は大きいですよ。

 千葉 2歳上の全兄ジナンボーが、先週のジューンSを勝ってオープン入り。アパパネの子は能力が高いし、順調に使っていければ、普通にクラシック路線に乗ってきそうですね。美浦も続々と良血馬が入厩していますよね。

指名馬情報:牡馬第8位

第8位:リメンバーメモリー

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ドラフト大人気!グランアレグリア全弟ブルトガング、シルバーステート半弟シルヴェリオ出陣!

6月23日(日)

◆阪神芝1800m

リメンバーメモリー(牡、キズナ×フィオドラ、栗東・佐々木厩舎)
母はドイツオークス(G1勝ち馬)。セレクトセール9720万円(税込)。調教はCWで一杯に5F67秒台、1F12秒台前半。2週前も同じような時計を出しており、仕上げは順調に進んでいる。鞍上は武豊騎手。

 

半兄にシルバーステートがいるシルヴェリオが阪神芝1800mでデビュー/関西馬メイクデビュー情報

【6月23日(日) 阪神芝1800m】

◆リメンバーメモリー(牡、父キズナ、母フィオドラ、栗東・佐々木晶三厩舎)

 2017年セレクトセール当歳にて、9000万円で落札されたキズナ産駒。父を管理した佐々木晶三厩舎へ入り、父を担当した田重田静男厩務員が担当するとなれば、その注目度が高くなって当然。調教での走りもキズナに似たところがあり、追い切りでどんな動きを見せてくれるか注目していた。

 意外だったのは5月30日のCWコース。併せ馬だったが、内で追われてもさほど伸びない感じで、時計的にもパッとしなかった。それが6月5日のCW、レースで騎乗予定の武豊騎手が跨った追い切りではそれなりに動け、6月13日のCWでの併せ馬ではきっちり先着できたので、週を追うごとに良くなっている。

 ただ、道中の走りっぷりからすると、最後の直線でどれだけ伸びるだろうという雰囲気なので、このあたりに物足りなさが残るのも事実。実戦に行けば弾けるタイプなのか、そのあたりも含めて注目のデビュー戦となりそう。

指名馬情報:牝馬第4位

牝馬第4位:リズムオブラヴ

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2019.06.15

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:ウォーキングマシン

担当者「6月上旬からリフレッシュに入っており、ウォーキングマシンの運動に止めて体調を整えています。脚元含め馬体に異常はないですし、体調面にも大きな変化はありません。馬体の張り・艶も良好で、減少傾向だった馬体もフックラしてきました。ここまで調教の動きは順調に良化してきていますが、まだまだ成長の余地を残していると感じるので、今後がとても楽しみな馬ですね。北海道開催中の移動も視野に入れながら、更なるペースアップを図っていきたいと思います」馬体重448㎏

指名馬情報:牡馬第10位

第10位:レインカルナティオ
ドラフト大人気!グランアレグリア全弟ブルトガング、シルバーステート半弟シルヴェリオ出陣!

6月23日(日)

◆東京芝1600m

レインカルナティオ(牡、ルーラーシップ×リビングプルーフ、美浦・小西厩舎)
全姉テトラドラクマ(クイーンC勝ち馬)。調教は美浦坂路54秒1-12秒3(馬なり)。2週前までは平凡だったが、レースは近づくにつれ良化が見え始めた。鞍上は田辺騎手。

 

ベストメンバー半弟ウイングレイテスト、グランアレグリア全弟ブルトガングらがデビュー/関東馬メイクデビュー情報

【6月23日(日) 東京芝1600m】

◆レインカルナティオ(牡、父ルーラーシップ、母リビングプルーフ、美浦・小西一男厩舎)

 現4歳の全姉テトラドラクマはクイーンCの勝ち馬。現3歳の半兄セプタリアンは2勝している。6月12日にはジョッキーが跨がり、坂路で4F54.1~12.3をマークした。

「まだ子供っぽいけど、テトラドラクマほどカッとなるような感じではない。いいスピードがあるし、テンションが上がり過ぎなければ距離の融通性もありそう。血統的にも楽しみにしています」と小西一男調教師。

 鞍上は田辺裕信騎手を予定している。

指名馬情報:牝馬第2位

牝馬第2位:ヴィースバーデン

 

千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1200m→ハッキング1200m→キャンター2400m(1ハロン18~20秒ペース)。

当地スタッフ 「一定の頻度で強目を交えて来た過程を考慮。フレッシュな状態を保つ為に、先週は普通キャンターに止めました。この先もメリハリを付けて取り組む方針。今のところは無駄にテンションが上がっておらず、飼い葉をバリバリ食べるのは好材料です」