第8位:アドマイヤキング
父:キングカメハメハ
生産:ノーザンファーム 馬主:近藤利一 厩舎:栗 友道 2015/02/08
馬名の意味・由来:冠名+王
アドマイヤキング pic.twitter.com/TeHNxlm95n
— POG Again (@PogAgain) 2017年7月14日
クロス:Northern Dancer 6.25% 5x5
アドマイヤローザの半弟で、母アドマイヤテンバはJRA4勝。その母エアグルーヴは90年代を代表する名牝名繁殖で、産駒にアドマイヤグルーヴ、孫にドゥラメンテなど活躍馬続出。特にキングカメハメハとの配合はHornbeam≒パロクサイドのニアリークロスの継続になるので東京向きのナスペリオン的斬れが伝わりやすく、エアグルーヴ牝系のキンカメ産駒はJRAに13頭が出走し11頭が勝ち馬、そこにはドゥラメンテ、ルーラーシップ、アドマイヤセプターが含まれます。ただし本馬は母がVice Regent≒ノーザンテースト4×4でこちらのパワーも強くて、ミルコが追い出してからもあまりストライドが伸びず、この牝系特有のナタの斬れ味とはちょっとイメージが違いますね。姉のアドマイヤローザ(父ハービンジャー)は渋った内回り2000mで好走していますが、本馬もそっち寄りの中距離馬かも。
B:芝ダ1800~2200m
ベストコース:阪神内2000m
ノーザンファーム早来・木村厩舎長
「ハードに調教しても、飼い葉を残しません。体力的にタフなところが魅力ですね。うちにいる2歳馬の中でも5本の指に入るくらい、よく動きます。血統もドゥラメンテに近いですからね。この動きですし当然期待していますよ。」
「調教主任の強い要望もあって、叔父ドゥラメンテ(2冠馬)がいた馬房に入っているほど、期待が高い。坂路で1ハロン15~16秒台の時計を出していますが、実際に動きも素晴らしい。普段はおとなしく、調教に行くと闘争心を出すタイプですが、道中で引っ掛かることもありませんし、扱いやすいですね。調教のペースを上げていってもカイバ食いも減らないですし、内臓面も強いんだと思います。当然、クラシックを意識しています。」
秋競馬が目標だが、早ければ北海道シリーズでのデビューの可能性もある。526kg。