第8位:ミカリーニョ
父:ハーツクライ
生産:ノーザンファーム 馬主:サンデーレーシング 厩舎:美 木村哲也 2015/4/15
馬名の意味・由来:私の大切な愛しい人
ミカリーニョ pic.twitter.com/BXzsQP84dV
— POG Again (@PogAgain) 2017年7月14日
飛端から球節上縁部を繋ぐエッジの効いたラインに示される、強い緊張感で地面にしっかりと蹄を接地する見事なハーツクライ立ちに、シベリアンハスキーのように鋭く品位ある面構え。祖母・母ともに北米G1ウイナーという名血によって父の魅力が最大限に引き出されました。伸長時は柔らかく、収縮時はギュッと締まる一流アスリートならではの天性の筋質を持ち、リーチの長さを活かした歩幅の大きな常歩や、肩・股関節を存分に伸長させた父譲りの振り幅の大きなキャンターは一頭地を抜いています。芝の中長距離で末脚鋭く飛んでくる、この父譲りのレース振りを期待しています。
サンデーサラブレッドクラブ 3,600万円
ファンタジーS(GIII)を勝ったミスエルテ(父Frankel)の半妹。母ミスエーニョ、2代母Madcap EscapadeはいずれもアメリカのG1ウィナー。父ハーツクライはSeattle Slew系と相性が抜群で、この組み合わせからアドマイヤラクティ(14年コーフィールドC-豪G1)、カレンミロティック(13年金鯱賞-GII)、シュンドルボン(16年中山牝馬S-GIII)、カポーティスター(13年日経新春杯-GII)、ベルラップ(14年京都2歳S-GIII)など多くの活躍馬が出ている。本馬の母の父Pulpitは3年連続で北米リーディングサイアーとなったTapitの父で、サイアーラインはA.P.Indyを経てSeattle Slewにさかのぼる。母ミスエーニョはNijinsky≒Storm Bird 5×4・5をベースに、スピード型のアメリカ血統で構成されており、いかにも父ハーツクライにフィットしそうなタイプ。距離は万能で底力もあり、クラシック戦線の王道を歩める器だろう。
ノーザンファーム空港・岡真治厩舎長
「お姉ちゃんに走り方なんかは似ているけど、精神的にこっちのほうが、我慢が利きますね。すでに速いところをやっているので、北海道でデビューできればと考えています。」
「厩舎内で一番進んでいる組で調整されている。坂路で1ハロン15秒の時計を出しているが、ストライドの大きい走りを見せていて、いかにも切れ味がありそうなタイプ。性格的に姉よりも我慢が利いているので、距離もある程度もちそう。あふれんばかりの前進姿勢でどこまでも伸びていきそうな手応えで動きは素晴らしいし、期待の大きい一頭。」
ミカリーニョ(ミスエーニョの15)。#社台ツアー pic.twitter.com/IwMwKOjPq2
— ブエナビスタ (@buena_vista23) 2017年8月19日