POG Again

POG歴約20年

孤独な、静かな最強の大王

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キングカメハメハ

父 Kingmambo、母マンファス、母の父ラストタイクーン

生産者:ノーザンファーム 馬主:金子真人 厩舎:栗 松田国英 2001/3/20

馬名の意味・由来:父 Kingmamboの"king"から、カメハメハ大王(カメハメハ1世 1758~1819年)1810年にハワイ諸島を初めて統一・ハワイ王国を建国し、その初代国王となった人物。「カ・メハメハ」はハワイ語で「孤独な人」「静かな人」の意。

 

2003年11月16日、京都の新馬芝1800m戦でデビュー勝ちを収め、次走のエリカ賞(500万下条件戦)にも勝利した。明けて2004年、初戦の第44回京成杯ではフォーカルポイント、マイネルマクロスに先着を許し、生涯唯一の敗戦となる3着に敗れる。しかし、すみれステークス、第51回毎日杯と連勝する。

クラシック第一弾の皐月賞は京成杯の敗戦から中山には不向きと見て回避した。毎日杯をステップに臨んだ第9回NHKマイルカップでは、中団待機から最後の直線で先頭に立って大外に持ち出すと差を広げ、2着のコスモサンビームに5馬身差をつけて優勝。勝ちタイムの1分32秒5は、同レースのレコードであった。また5馬身差の勝利はこれまでの13/4馬身を上回るレース史上最大着差となった。

3歳馬の頂点を目指して挑んだ次走の第71回東京優駿は、良馬場で行われた。京成杯2着のマイネルマクロスが後続を引き離して1000m通過が57秒6というハイペースとなった。残り600mの最終コーナーから、2番人気のコスモバルクが押して先頭に立った。コスモバルクが失速すると、道中を中団で進んできたキングカメハメハが直線で早めに先頭に立ち、そのままゴールした。走破タイムは2分23秒3で、従来のレースレコードを14年振りに、2秒も更新した。

このNHKマイルカップ・東京優駿の連覇は、調教師の松田国英がこだわり続け、厩舎の先輩であるクロフネ、タニノギムレットでも成し遂げられなかった「変則二冠」である。一方、NHKマイルカップから東京優駿というローテーションは、馬に過酷ということで各方面で物議を醸した。こののち2008年には昆貢厩舎のディープスカイがキングカメハメハと同じローテーションでNHKマイルカップ・東京優駿を制している。

秋初戦の第52回神戸新聞杯でケイアイガード、ハーツクライらを退け優勝するも、出走を表明していた天皇賞(秋)の2週間前に右前浅屈腱炎を発症、10月23日に引退が発表された。 キングカメハメハは、この年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。

 


2004 日本ダービー