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吉田照哉氏曰く「アグネスタキオンの最高傑作」

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グランデッツァ

父アグネスタキオン、母マルバイユ、母の父 Marju

生産:社台ファーム、馬主:社台レースホース 厩舎:栗 平田修 2009/3/03

馬名の意味・由来:イタリア語で偉大、雄大

 

8月21日の札幌の芝1800m戦でデビュー。4番人気・マカハの後塵を拝し8頭立ての最後方から直線追い込むも2着に惜敗した。しかし、9月17日に前走と同じ札幌の未勝利戦は好位2番手で折り合い、終始手綱を抑えたまま独走し、単勝オッズ1.1倍と圧倒的一番人気に応え、2着・マイネルテュールに8馬身差の大勝で初勝利を飾った。初戦は出遅れて大外強襲の形になったが、騎乗した秋山騎手は「見ての通り。本当に強い競馬だった。いい素質を持っているので無事に行けば大きいところを狙える馬」と絶賛。管理する平田調教師は「馬の様子を見てからだが、重賞で強い馬とやるところを見たい。」と述べた。続く第46回札幌2歳ステークスは好位から抜け出して重賞初制覇した。秋山騎手は「勝ててよかったです。マイネルロブストが来たときに並ばれなかったので、そこでいけると思いました。距離がもっと伸びても大丈夫そうですし、今後が楽しみです。」と語った。

暮れの第28回ラジオNIKKEI杯2歳ステークスでは、向こう正面に入って行くあたりで4番手と順位を上げていき、1000メートルを1.02.1で通過。もう1ハロンを過ぎるあたりでは、さらに順位を上げて3番手の外に位置し、直線へと入って先頭に立った。グランデッツァは持ったままで追い出しを我慢している様だったが、直線半ばから外へもたれ出して矯正をしてばかり。伸び脚が鈍く、後ろから差されて3着に敗れた。札幌2歳Sの1、2着が逆転したゴールドシップとグランデッツァだったが、ほとんど差がないようであった。

3歳初戦となった第61回フジTVスプリングステークスは、勝負どころではディープブリランテ(2着)の外から併せるように進出。直線では内外離れた追い比べになったが、ゴール前で内のディープを1馬身1/4差突き放し、重賞2勝目を挙げた。乗り替わった鞍上のミルコ・デムーロは「強いですね。テンションは高かったけど、久々だから。道中は他馬を見ながら進めた。直線では手応えが違ったね。皐月賞Vのネオユニヴァース(03年)、ダイワメジャー(04年)に見劣りしない素質馬。本番も自信いっぱい。」とV宣言を放った。

生産者の吉田照哉氏自らが「アグネスタキオンの最高傑作(牡馬牝馬問わずということであれば、ダイワスカーレットで間違いないが、牡馬もしくは種牡馬としてという意味を含むのであれば、ディープスカイキャプテントゥーレを超える可能性は十分にあったと思われ、馬体だけを見ればその2頭よりも好素材であるといえた)」と評価し、同馬のために欧州のハイシーズンにも関わらずミルコ・デムーロを呼び寄せるなど、並々ならぬ気合いが入っていた4月15日の第72回皐月賞では1番人気での出走となった。レースは大外18枠発走から終始外を回される展開となり、直線で追い上げるも5着に敗れた。鞍上のミルコ・デムーロは「道中で滑るところがあった。外枠でずっと外を回らされたのもあったかな。」とガックリの表情だった。平田調教師は「敗因は滑る馬場。ずっと手前を替えていたし、位置取りも後ろになった。前に行っていれば、あんなに外へ振られることもなかったと思うけど。ダービーではいい馬場で巻き返したい」と反撃を誓った。

5月27日の第79回東京優駿は4番人気に支持されるも、直線で失速して10着と大敗した。17番枠から意識的に出していき、道中は5番手。勝ったディープブリランテの直後で直線を向いたが、全く伸びなかった。鞍上の池添騎手は「理想通りの位置取りで折り合いも完璧。直線もディープブリランテをかわせるような手応えだったが、残り300メートルくらいで止まってしまった。距離かな」と首をかしげていた。その後に判明した右前脚の腱周囲炎からの復帰を目指し北海道の社台ファームで調整中だったが、秋になって今度は左前脚に屈腱炎を発症し、長期休養となってしまった。