牡馬第8位:アドマイヤキング
道中4番手の外から3コーナーでポジションを上げ、直線入口では前を射程圏に。ラスト200mで先頭に立つと、あとは後続をアッサリと突き放した。勝ちタイムは1:49.9(良)。
攻め馬で非凡な瞬発力を見せていたが、実戦でも直線半ばで力強く先頭に立つと、そのままゆうゆうとゴール。クラシックに向けて楽しみな馬が第一歩を踏み出した。
Mデムーロ騎手は「まだ子ども。力はあるけど、競馬を分かっていないね。反応もまだ遅かったけど、よく頑張っています。これから良くなると思います」。叔父に皐月賞、日本ダービーで2冠を達成したドゥラメンテがおり、祖母アドマイヤグルーヴ、曽祖母エアグルーヴもG1馬という良血の成長に期待した。
友道調教師は「普段からおっとりしていて、競馬も何も分かっていない感じ。それでも、これだけ走れるんだからね。大型馬で初戦からはどうかと思っていたけど、思ったより走れました。エンジンのかかりは遅いけど、かかってからの伸びは良かったです。体も、精神面もまだまだこれから良くなると思います」と伸びしろを強調。
M・デムーロは「力はありますが、反応するのが遅いところがあるので、これから良くなってきそうです」と伸びしろの大きさを強調。友道師も「精神面を含めてまだまだこれからだと思います」と話した。
ミルコ・デムーロ騎手(1着 アドマイヤキング)「まだ子供で競馬をわかっていないけど、すごく頑張ってくれた。反応は遅いけど、力はありますね。距離は延びてもいいし、これから良くなっていきそうです」
2馬身差の完勝にM・デムーロは「力はあるけど、反応がまだ遅い。これから良くなると思います」と振り返った。一方、友道師は「エンジンのかかりは遅かったけど、かかってからの伸びは良かった」と話した。
M・デムーロ騎手は「まだ子どもっぽいけど力はある。これから良くなってきそう。距離は延びても問題ない」と評価した。次走は未定。