牝馬第5位:エルディアマンテ
【次回注目馬】鼻差2着の良血エルディアマンテは将来楽しみな逸材
◆エルディアマンテ(11月18日、東京6R・2歳新馬、芝1600メートル、牝馬限定=2着)
惜しくも鼻差の接戦で2着に敗れたが、良血馬らしい素質の片りんは見せた。フローラSなど重賞3勝のディアデラノビアを母に持ち、全姉のディアデラマドレも重賞3勝の実績馬だ。
まずまずのスタートから楽に好位をキープして、直線ではうまく進路を変えながら馬群から抜け出すセンスの良さも見せた。1度は先頭に立ち、外から追い込んできたレッドベルローズと馬体を併せると、もうひと伸びしてたくましい勝負根性も印象付けた。
自ら追い切りに騎乗して好感触をつかんでいたルメールは「惜しいけど仕方ないです。併せてからも頑張っていましたし、しっかり反応してくれた。距離はこのぐらいがいいでしょう」と、非常に悔しがっていた。将来が楽しみな素材で、順調にいけば、すぐに勝ち上がれるだろう。