牝馬第1位:エリスライト
◆【新馬勝ち2歳総点検】エリスライト 姉マリアライト超えのカギは気性面
【新馬勝ち2歳総点検(日曜3日=中山)】芝内2000メートルはマリアライト(2015年エリザベス女王杯、16年宝塚記念)の全妹エリスライトが2着に5馬身差をつける圧勝。3角過ぎから進出した時の迫力が他馬とは違っていた。
「ワーッとテンションが上がりやすい半面、リラックスしている時は気を抜き過ぎている。バランス良く“中間ギア”が入るようになれば、もっと良くなる」と鞍上の蛯名が注文を付けたのも期待の裏返しだろう。
気性面の成長が“姉超え”へのカギとなる。
新馬1着エリスライト(牝=久保田)は放牧、年内休養。
柴田 3日の中山新馬戦(芝2000メートル)で大物感あふれる圧勝劇を演じたエリスライトですが、リフレッシュ放牧に出て年内は休養します。
デスク 直線は持ったままで5馬身差をつけた良血馬か。
柴田 久保田調教師は「7頭立てだからね」と謙遜していましたが、GI2勝馬マリアライトの全妹で期待が大きかったから、ホッとしたのも事実でしょう。次走は未定ですが、「2000メートルで使い出したように、桜花賞よりオークスの方が…というタイプなので、長めの距離を」と見通しを口にしていました。
3日の中山で初陣Vを飾った、G12勝馬マリアライトの全妹エリスライト(牝、久保田)も同牧場に放牧。師は「オークス路線を目指したい」と見通しを語った。