第10位:レインカルナティオ
父:ルーラーシップ
生産:ノーザンファーム 馬主:サンデーレーシング 厩舎:美 小西一男 2015/1/27
馬名の意味・由来:転生(ラテン語)
2019-2020 POG 牡馬第10位:レインカルナティオ
— POG Again (@PogAgain) 2019年5月26日
父:ルーラーシップ
生産:ノーザンファーム 馬主:サンデーレーシング 厩舎:美 小西一男 2015/1/27
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リビングプルーフの17(父ルーラーシップ)。#2018社台夏ツアー pic.twitter.com/iTGUiEhXTb
— ブエナビスタ (@buena_vista23) 2018年7月3日
クイーンC(GIII)を勝ったテトラドラクマの全弟、先日3歳500万下を勝ったセプタリアン(父キングヘイロー)の半弟。母リビングプルーフは芝短距離で3勝を挙げた。父ルーラーシップは二冠馬ドゥラメンテの4分の3同血にあたる良血で、現役時代に香港でクイーンエリザベス2世C(G1・芝2000m)を勝つなど重賞を5勝した。菊花賞馬キセキ、アメリカJCC(GII)と京都記念(GII)を勝ったダンビュライト、オークス(GI)2着馬リリーノーブルなどを出して種牡馬としても成功している。
母方にサンデーサイレンスとFairy Kingを併せ持つルーラーシップ産駒は4頭中3頭が勝ち上がり、テトラドラクマのほかにマーガレットS(3歳OP)など5戦4勝のディアンドル、1戦1勝のヒシゲッコウが出ている。鉄板のニックスだ。配合的な信頼性が高いので全姉と同様に出世街道を歩む可能性が高いと思われる。芝向きの中距離タイプ。
突如テトラドラクマという大物を送り込んできたと思われがちですが、これまでの母の産駒のデキ映えからすると、決してフロックではありません。本馬も平均サイズのバランスに優れた骨格を有し、要所の発達した筋肉も申し分なく、兄弟同様の恵まれた馬体には大きな可能性を感じます。真っ先に冬毛が抜け始める代謝の良さ、夜間放牧を休まずこなす頑健さも特筆でき、育成開始から他馬を一歩リードする過程を歩んでくれそうです。柔らかみのある回転の速いフットワークに天性のスピード能力を感じ取ることができ、2歳の早期デビューから、軽快な先行力を武器に活躍してくれそうです。
佐々木淳史厩舎長
「走りに対して前向きで、フォームも柔らかいですね。ルーラーの産駒はこの時期、頼りない面が残っているのですが、現段階でしっかりしているなと感じます。ただ、トモがまだ高いので、そこは成長の余地を残していますね。しっかりしているので、4月には移動予定。レースを使いつつ成長していくイメージです。血統的にはテトラドラクマの下ですので注目度は上がっているかと思いますが、その期待以上の成績を残してくれると思いますよ」
【場長コメント】
全姉のテトラドラクマと比較して背中の使い方が良くて、一完歩が大きい馬です。こちらは2000mあたりまでは距離も対応できそうです。3月30日に小西一男厩舎に入厩して、ゲート試験も合格しました。6月23日(日)東京芝1600m戦でのデビューを予定しています。