POG Again

POG歴約20年

2019-2020 POG 牡馬第3位

第3位:ダノンレガーロ

父:ディープインパクト

生産:ノーザンファーム 馬主:ダノックス 厩舎:栗 中内田充正 2015/2/15

馬名の意味・由来:冠名+贈り物(西)

 

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クロス:Northern Dancer 12.50% 5 x 5 x 4, Lyphard 9.38% 4 x 5クロス:Northern Dancer 12.50% 5 x 5 x 4, Lyphard 9.38% 4 x 5

 

 2018年のセレクトセール1歳で落札価格2億7000万円。サトノアーサー(18年エプソムC-GIII)の全弟にあたる。母キングスローズは新・豪・香で通算23戦8勝。NZ1000ギニー(G1・1600m)など6つの重賞を制した名牝で、Northern Dancerの濃度が濃く(4・5×3・5・5)、Danzig、Nureyev、Lyphard を経由しているのでディープインパクトの配合相手として好ましい。

 母方の3代目にデインヒルとNureyevを並べる配合はミッキーアイル(16年マイルCS-GI、14年NHKマイルCーGIなど重賞6勝)と似ており、「Redoute's Choice+サンデーサイレンス+Nureyev」なのでフルーキー(15年チャレンジC-GIII)に似たテイストもある。Alzao≒Dancing Show 3×4はニックスとなる可能性があるので楽しみが大きい。芝向きの中距離タイプ。

 

・1歳セレクトセールで2億7000万円。母はCJC新1000ギニー(G1)など8勝、ニュージーランド3歳牝馬チャンピオン。馬体重が440kg台とやや小柄だが、素質はあるよう。6~7月の移動になるようなので、デビューは夏以降かも。全兄にクラシック戦線を賑わせた重賞馬サトノアーサーがおり、それ以来のディープインパクト産駒となる。兄同様、まだまだ馬が緩く本格化は古馬になってからのイメージがあるものの、やはり動きなどは素質の高さを見せているとの事。何より、ダノン×中内田という一種のブランドにもなりつつあるラインは余程の事が無い限り王道路線から逸脱する事は考えられないだろう。馬体重は春の段階で441kg。


NF早来・林調教主任「まだ馬体が小さくて成長途上という感じですが、背中はいいですし、いいものを持っています。兄のサトノアーサーもここから良くなりましたからね。これからの馬ですよ」


伊藤隆行厩舎長「お兄ちゃん(サトノアーサー)より体がコンパクトで、芯がしっかりしています。こっちに来たときは、今より小さかったので、焦らず体をつくってきました。成長速度が上がっていくのは、これからでしょう。今はあまりバランス良く見せませんがお兄ちゃんもそんなフォームで走って、デビュー戦を能力だけで勝ちました。この血統ですから、潜在能力は相当ありますよ」