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指名馬情報:牝馬第3位

牝馬第3位:リアアメリア

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【阪神5R】リアアメリア、馬なり8馬身差V

 令和最初の2歳新馬戦で、来春のクラシック候補が誕生だ。単勝1・2倍と断然の1番人気に推されたリアアメリアが、出遅れながらも馬なりで2着に8馬身差をつける衝撃のデビュー勝ち。大物感たっぷりの走りを披露した。

 「きょうはわざと出遅れさせて、後ろからの競馬を練習させました。まずは、無事に初戦を終えられてよかったです」と、川田騎手が冷静に振り返った。

 序盤は頭を振るしぐさを見せたが、先々を見すえて最後方で我慢。抜群の手応えで外から進出すると、鞍上が追うことなく先頭へ。一杯に追われる他馬を尻目に、馬なりで差を広げてみせた。

 父はディープインパクトで、母リアアントニアはカナダの2歳女王と、血統も筋が通っており、中内田調教師は「大きいところを狙っていきたい素材なので、上手に成長させてあげたい。今後はひと息入れて、次は秋以降になると思います」と笑顔で語った。

 昨年も中内田厩舎&川田騎手のコンビで2歳戦開幕週にデビューしたダノンファンタジーが阪神JFを制覇。無限の可能性を秘めるヒロイン候補の夢は広がるばかりだ。

 

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【阪神5R・新馬戦】リアアメリア、8馬身差で令和新馬戦一番星!

 2017年生まれの2歳馬による新馬戦が1日、東西でスタートした。令和第1号となった阪神5R(芝1600メートル)は、ディープインパクト産駒のリアアメリア(牝、栗東・中内田厩舎)が馬なりで8馬身差の圧勝。同じ中内田厩舎で昨年の2歳女王に輝いたダノンファンタジーに続くか。

 衝撃的なパフォーマンスで世代最初の新馬Vを決めた。リアアメリアは出遅れて最後方を追走。向こう正面で頭を上げるなど幼い面を見せながら、直線で先頭に立つと馬なりのままで後続を一方的に突き離した。手綱を持ったままで2着のラルゲッツァに8馬身差。場内は大きなどよめきに包まれた。

 父はディープインパクト、母は13年に米G1・BCジュヴェナイルフィリーズを制したリアアントニアという良血牝馬。単勝1・2倍の圧倒的な支持に応えた川田は「きょうは意識的にスタートを遅らせて、後ろからの競馬を練習させました。無事に初戦を終えることができて、よかったです」と振り返った。

 中内田厩舎からは昨年6月の東京・開幕週でデビューしたダノンファンタジーが阪神JFを制し、最優秀2歳牝馬に輝いた。中内田師は「強い内容でした。幼くて粗削りな部分だらけなので、そのあたりを磨いていけたら。大きいところを狙っていきたい素材で、上手に成長させてあげたいです」と先を見据えた。

 6月に阪神の開幕週で行われる芝マイルの新馬戦は出世レース。13年にはレッドリヴェールが3連勝で阪神JFを制覇。17年にはケイアイノーテックが翌年のNHKマイルCを勝っている。中内田師は「ひと息入れて次は秋以降になると思います」と青写真を描いた。インパクト十分の勝ちっぷりを見せた令和第1号のヒロインから目が離せなくなった。

 

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【POG】リアアメリア8馬身差の圧勝 令和初の新馬戦飾る

「新馬戦」(1日、阪神)

 令和初のJRA新馬戦はリアアメリア(牝2歳、父ディープインパクト、母リアアントニア、栗東・中内田)が断然の1番人気に応えた。出遅れた上に、道中でも幼さをのぞかせていたが、楽な手応えのまま直線に入ると、持ったままで後続を8馬身突き放す圧勝劇を披露した。

 「意識的に出遅れさせて、後ろからのレースを練習させました。無事に初戦を終えられて良かったです」と川田は涼しげな表情で振り返った。中内田師も「見ての通り強い内容でした。粗削りだらけのなかで、よく勝ってくれた」と笑みを浮かべ、「大きなところを狙っていけると思っているので、素材を磨いて上手に成長させていきたい」と期待を膨らませた。

 今後は放牧に出て、秋に備えるという。仁川のマイル戦で、いきなり来年の桜花賞候補が出現した。