牝馬第3位:リアアメリア
噂の大物牝馬にディープ級の末脚も。
ノーザンファーム勢3頭の素質が凄い。
リアアメリア(牝2歳、父ディープインパクト、栗東・中内田充正厩舎)が、噂通りの圧勝デビューを決めたのが、6月1日の阪神芝1600mの新馬戦。川田騎手から発せられた「意識的にゲートをゆっくり出して、後ろからの競馬を教えました」という声を聞けば、世代最初のレースからいきなり桜花賞候補が出現したことがわかる。
道中は他馬の後ろを走ることを嫌がったのか、頭を大きく振るなどロスの目立つ走りをしながら、直線は一気の伸び。8馬身ぶっちぎりの極上の瞬発力は掛け値なしの大物牝馬と言い切れる。