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指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:ラインベック

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【中京新馬戦】“母アパパネ”ラインベック、筋肉質いい 初戦から好勝負

 昨年アドマイヤマーズ(G1・2勝)が勝ち上がった夏の中京新馬戦。友道厩舎の真打ちと目されるラインベック(牡、父ディープインパクト)が登場だ。母は10年の3冠牝馬アパパネ。大江助手は「跳びが大きくフットワークが凄く奇麗。調教をやるたびに血統的な良さが出てくる。ストライドが大きいのでスパッと切れる感じはないが、長く脚を使えそう」。福永も「気性的な難しさもないし筋肉の質がいい。走りそう。距離が延びても問題ない」。初戦から好勝負はもちろん、その先も託せる逸材だ。

 

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【注目この新馬】ラインベック

 今週は中京、福島、函館で計9鞍の新馬戦が行われる。注目は土曜中京5R(芝1600メートル)のラインベック。父ディープインパクト、母アパパネという超良血馬で、調教も入念に消化してきた。デビュー戦から好勝負が期待される。

 超良血馬が、早くも夏の中京でベールを脱ぐ。父は無敗の三冠馬ディープインパクト、母は牝馬3冠達成のアパパネ。将来性豊かな血統のバックボーンを持つラインベックが注目の初陣に挑む。

 「能力を感じさせる馬です。いいフットワークをしていますよ」

 友道調教師も胸を躍らせる。今回の舞台に狙いを定めて、しっかりと併走追いをこなしてきた。今週26日は芝コースで6ハロン79秒5-12秒3。3頭併せで遅れたが、19日にはCWコースでラスト1ハロン11秒4(6ハロン84秒9)の文句なしの伸び。余力を残して鋭い反応を披露した。

 馬体重は460~470キロ。父譲りの無駄肉のない体つきをしている。芝の実戦で良さを出しそうな素軽いフットワークをするタイプだ。

 大江助手も「来年のクラシック路線に乗せたい素材。体の使い方が柔らかいですし、先々まで活躍を見込んでいます」と楽しみにする。

 父7冠、母5冠の合計GI12冠。体内に流れる輝かしいDNAを、新馬戦から騒がせる。