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指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:ラインベック

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【中京5R新馬戦】ディープ×アパパネの超良血馬ラインベックがV!/JRAレース結果

 29日、中京競馬場5Rで行われた新馬戦(2歳・芝1600m・9頭)は、2番手でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の1番人気ラインベック(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で逃げる3番人気ファルーク(牡2、栗東・池添兼雄厩舎)を捕らえ、さらに外から追い上げてきた2番人気アージオン(牝2、栗東・安田隆行厩舎)も振り切って優勝した。勝ちタイムは1分39秒2(稍重)。

 2着は1.1/4馬身差でアージオン、3着はさらにクビ差でファルーク。

 勝ったラインベックは、父ディープインパクト、母アパパネ、その父キングカメハメハという血統。母アパパネは2010年の牝馬3冠などGI・5勝を挙げた。

~レース後のコメント~
1着 ラインベック(福永祐一騎手)
「スタートが速かったですし、2番手で上手に走れていました。調教の良さを出してくれました。距離が延びても問題はありません。(将来性に関しては)今日はスローでヨーイドンの競馬でしたし、次にどんな競馬ができるかでしょう」

 

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【2歳新馬】中京5R アパパネの息子ラインベックが完勝

 6月29日の中京5R・2歳新馬(芝1600メートル)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気ラインベック(牡、栗東・友道康夫厩舎)が2番手追走から直線難なく前をかわしてデビュー勝ち。タイムは1分39秒2(稍重)。

 1馬身1/4差の2着には好位追走からゴール前鋭く伸びたアージオン(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着に逃げ粘ったファルーク(3番人気)。

 ラインベックは、父ディープインパクト、母アパパネ、母の父キングカメハメハという血統。母は2010年の牝馬3冠などGI・5勝。

 ◆福永祐一騎手(1着 ラインベック)「スタート速くて2番手でじょうずに走れていた。しっかり調教されていて、その良さがでた。着差はわずかでも安心して乗っていた。センスよく、いい内容で勝ってくれた。気性面の難しさはレースに行っても出さず、牧場からしっかりケアしている成果が出たと思う。距離は延びても問題ない」

 ◆友道康夫調教師(1着 ラインベック)「センスがあって優等生ですね。スタートを出て折り合いがついて、1頭になってもフワッとする面がなかった。1600メートルは短いかなというくらいのレースだったので、距離は延ばした方がいいかなと思います。気性面は、装鞍所もパドックもレース後も問題ないですね。今後はオーナーと相談してからです」

 

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【2歳新馬】中京5R 12冠ジュニア・ラインベックV

 父、母とも3冠を達成するなど、GI計12勝のDNAを受け継ぐ良血馬が、好発進を決めた。単勝1・5倍の1番人気に支持されたラインベック(栗・友道、牡、父ディープインパクト、母アパパネ)が、レースセンスの良さを発揮。鮮やかに初陣を飾った。

 好発を決めて2番手につけ、緩い流れの道中もすんなりと折り合う。最後の直線はメンバー最速タイの上がり3ハロン33秒8をマークし、逃げるファルークをきっちり捕えて後続の追撃も完封した。

 福永騎手は「スタートが速くて2番手で上手に走れていた。よく調教されていて、その良さが出た。着差(1馬身1/4)はわずかだったけど、安心して乗っていた。距離が延びても問題ない」と高く評価。友道調教師は「1600メートルは短いと感じるレースだったので、距離を延ばした方がいいかなと思う。今後はオーナーと相談してからです」と語り、中距離路線に向かうことを明かした。

 陣営が来春のクラシックを意識する超良血馬。今後の動向が大いに注目される。

 

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【中京5R・2歳新馬】母アパパネの良血馬ラインベック 圧倒的1番人気に応えるデビューV

 6月29日の中京5R・2歳新馬(芝1600メートル=9頭立て)は、単勝1・5倍と圧倒的1番人気を集めたラインベック(牡、栗東・友道康夫厩舎)が2番手から抜け出す完勝で初陣を飾った。同馬は2010年の3冠牝馬、アパパネを母に持つディープインパクト産駒という良血馬。勝ち時計は1分39秒2(稍重)。

 スタートから楽に2番手につけると、道中は前半600メートルが39秒0というスローペースでも折り合って、逃げるファルークを見る形で追走。直線で追い出してからの反応は素早く、ラスト100メートルで先頭に立つと、そのまま押し切った。

 騎乗した福永祐一騎手は「2番手で上手に競馬をして、調教の良さを出してくれました。着差はわずかでも、安心して乗れました。距離が延びても問題ないと思う。新馬はスローのヨーイドンだし、これからどんな走りをするかでしょう」と素質の高さを感じ取っていた。

 同馬はG1・7勝のディープインパクトと、G1・5勝のアパパネがともに3冠を達成した同士の配合で、両親と同じくオーナーは金子真人HD。12冠ベイビーとして注目を集めていた。「センスがありますね。ゲートを出て、折り合いもついて、抜け出してからもフワッとする面がなかった。距離が延びても問題ないと思うし、むしろ1600メートルは短いぐらいに感じました」と友道調教師。昨年はのちにG1・2勝を挙げたアドマイヤマーズで勝った中京初日の芝マイルでの新馬戦。今年も順調にスタートを切って、ホッとした表情を浮かべていた。今後は未定。

 

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【中京新馬戦】良血ラインベック、1番人気に応える 福永「良さが出た」

 29日の中京5R新馬戦は1番人気に応えて良血が勝ち上がった。道中2番手で流れに乗ったラインベック(牡3=友道)がスローペースのヨーイドンで上がり3F33秒8を計時。ラスト1Fの攻防で前のファルークをとらえ、最後は後方から迫るアージオンを振り切った。
 福永は「スタートが速かったし、上手に走ってくれました。稽古の良さが出たと思います」と笑顔。父ディープインパクト、母アパパネで両親ともに3冠制覇を成し遂げ、2頭合わせてGIを12勝している。

 友道師は「優等生。センスがいい。スタートを決めて折り合いがついたし、1頭になってからもフワッとしなかった」とレースぶりを評価。次走は未定ながら「距離を延ばした方が良さそう」とイメージしていた。

 

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【POG】12冠ベイビーのラインベックがデビュー勝ち
「2歳新馬」(29日・中京)

 注目の12冠ベイビーが期待通りの初陣を飾った。父に7冠馬ディープインパクト、母に5冠馬アパパネを持つ1番人気ラインベック(栗東・友道)が単勝1・5倍の圧倒的な支持に応え、芝1600メートルの新馬戦を制した。2番手追走から直線半ばであっさりと抜け出し、1分39秒2(稍重)のタイムでフィニッシュ。福永祐一騎手は「スタートも良く、上手に競馬してくれた。着差はわずかでしたが、安心して乗っていられました。距離が延びた方が良さそうです」と振り返った。

 1馬身1/4差の2着は好位から勝ち馬を追った2番人気のアージオン、さらに首差の3着にはハナを奪った3番人気ファルークが粘り込んだ。

 

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【若駒ピカイチ】ラインベック

 《戦評》稍重馬場の中、好位2番手からスムーズに追走。ラスト100メートル付近で先頭に立ち、後続の追撃を振り切った。緩い流れでも折り合いを欠くことなく、上がり3ハロンは最速タイの33秒8。センスある走りで着差(1馬身1/4)以上に評価できる。

 《血統》母は牝馬3冠を含むGI5勝の名牝で、父とあわせてGI12勝のDNAを受け継ぐ超良血。父と、母の父の組み合わせも昨年の日本ダービー馬ワグネリアンと同じだ。

 《将来性》「よく調教されていて、着差はわずかだったけど安心して乗っていた。距離が延びても問題ない」と福永騎手。次走は未定だが、来春に向けて期待が膨らむ。

 

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【新馬勝ち2歳総点検・中京】超良血馬ラインベック快勝!友道調教師はダービー目標を示唆
【新馬勝ち2歳総点検・中京】

★土曜(29日)芝1600メートル=開幕週3鞍の中で断然の注目馬は当レースを制した超良血馬ラインベックだ。

 2着馬とは1馬身1/4差にとどまったが、これは無理をさせない余裕を持ったレース運びをしたため。「よく調教されている。わずかな差だが、安心して乗っていられた」と福永が振り返った通り、スッと行き脚がついて、折り合いもスムーズ。競馬センスと潜在能力の高さを存分にアピールした一戦だった。

 昨年の2歳王者アドマイヤマーズに続き、この番組を制した友道調教師は「この馬は目指す路線が違うので、秋に備えて放牧に出す予定。距離を延ばしていくつもりです」と目標を来年のダービーに置いていることを示唆。クラシックでも主役になり得る好素材なのは間違いない。

 

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日本競馬と「金子馬」の結晶 12冠ベビー、ラインベックの★評価は…

ディープ×アパパネの話題馬が好発進! ラインベック
6/29(土) 中京5R 2歳新馬 芝1600m
ラインベック 牡 馬体重:462kg
★★★★★★★ 7点
騎手:福永 厩舎:(栗) 友道
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス
父ディープインパクト
母アパパネ(キングカメハメハ)

1000m通過が65秒2というスローペースで実質直線だけの競馬。好スタートから道中は少し離れた2番手を進み、ラスト2F10秒7-11秒2の流れをゴール前で抜け出して快勝。上がりのラップはスローとはいえ優秀だろう。欲を言えばもっと後続を突き放すようなパフォーマンスが欲しかったが、センスや完成度の高い走りだった。

馬体診断
パドックでは2人引きだったが落ち着きは十分。ディープインパクト産駒らしくバランスの取れたシルエット。まだ2歳馬なりの幼さは残しているが、仕上がりは良かった。素軽さがあってスローペースの切れ味勝負は望むところ。フットワークも大きく、馬体に余裕もあるので距離は延びても大丈夫だろう。

血統診断
母アパパネは牝馬3冠馬ということで、父ディープインパクトと共に、両親が3冠馬という日本競馬の結晶とも言える血統構成。父と母父キングカメハメハの組合せではダービー馬ワグネリアンが出ている。ちなみに獲得賞金上位10位のうち9頭までが「金子馬」でもある。母はややマイラー気質が強かったが、全兄モクレレ、ジナンボーの2頭を見ると、中距離もOK。

馬券の狙い目→センス・完成度が高く瞬発力勝負も歓迎。2000m、2400mと距離が延びてもOKでクラシック戦線でも楽しめそうな存在に。