第8位:リメンバーメモリー
9/9 ◆リメンバーメモリー(9月7日、阪神3R・2歳未勝利・芝1800メートル=4着)
キズナ産駒の注目馬だが、デビュー戦(6月23日、阪神=8着)はイレ込みがきつく、競馬にならなかった。鳥取・大山ヒルズでの休養を挟んで精神面が成長し、2戦目で前進。1000メートル通過が1分4秒7のスローペースのなか、我慢して好位で脚をため、しっかり直線で脚を伸ばした。
レースの上がり3ハロンが33秒7という上がりの速い決着で差し届かなかったが、次につながる走り。レース後、佐々木晶三調教師は「きょうがデビュー戦みたいなもの。まだ子供のところはあるけど、すぐに勝てると思う。内容は良くなっていた」と手応えを感じていた。
母は2014年に独オークスを制したフィオドラ。17年のセレクトセール(当歳)では9000万円で取引された血統馬で、次走での勝ち上がりを期待したい。(内尾 篤嗣)