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指名馬情報:牝馬第2位

牝馬第2位:ヴィースバーデン

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【POG】新馬総括・28日 ディープ産駒ヴィースバーデンが完勝 和田「言うことない」

 先週土曜日は中山、阪神の2場で計3レースが行われ、阪神ではディープインパクト産駒のヴィースバーデンが2馬身差の完勝。本コーナーの新馬評価でも★4つと高い評価を得た。中山では菊花賞馬エポカドーロの妹カインドリーが逃げ切り、デビュー戦を飾った。

 阪神4R(芝1800m)に5番人気で出走したヴィースバーデン(牝、父ディープインパクト、栗東・角居)が、注目馬のそろった一戦を快勝した。道中は好位を追走し、直線は父譲りの鋭い決め手を発揮。馬場の真ん中を鮮やかに抜け出し、2着の2番人気アリストテレスに2馬身差をつけた。勝ちタイムは1分47秒7。母は英G2・パークヒルSなど重賞3勝を挙げたワイルドココという良血で、姉のシグナライズ(牝4歳)は秋明菊賞など2勝を挙げている。和田は「ケイコよりも乗りやすかった。いいところで脚をためられて、(前が)あけばはじけそうだった。言うことないですね」と満足げに話した。また、ディープインパクトなどを管理した池江泰郎元調教師の所有馬で、1番人気に支持されたクレアーレは4着。武豊は「ゲートがあまり出なかった。直線の伸びは良かったし、走る脚はある」と次走に期待を寄せた。(採点・★★★★☆)


【新馬勝ち2歳総点検・阪神】瞬発力◎ヴィースバーデン 大きく飛躍する可能性

【新馬勝ち2歳総点検・阪神】

★土曜(9月28日)芝外1800メートル=ヴィースバーデンは馬体重418キロの小柄な牝馬ながら、その勝ちっぷりは実に鮮やか。中団の内で脚をためる競馬にこだわった鞍上は、進路が開くギリギリまで追い出しを我慢して、一気に2馬身突き抜けた。

 まさにディープインパクト産駒らしい瞬発力で、走破時計1分47秒7、上がり33秒8の数字以上のインパクトがあった。

 成長の余地を大いに残す馬体で完勝した切れ者はこの先、大きく飛躍する可能性を秘めている。