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指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:ラインベック

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【東京スポーツ杯2歳S】超良血ラインベック、重賞初挑戦へ上昇ムード

◆東京スポーツ杯2歳S・G3(11月16日・芝1800メートル、東京競馬場)

 東京スポーツ杯2歳S・G3(16日、東京・芝1800メートル)でラインベックが重賞初制覇を狙う。いずれも正攻法のレース運びで、新馬―スポーツ報知杯中京2歳Sを連勝。父は3冠を含むG1・7勝のディープインパクト、母は牝馬3冠を含むG1・5勝のアパパネという超良血は、すでに大器の片りんをのぞかせている。

 賞金加算に成功した前走後は放牧へ。成長した姿で帰厩した。「大きなストライドでふわふわ走るところにパワーがつき、体に張りが出て、調教の動きも良くなりました」と大江助手。狙い通りの上昇カーブを描いて、初の重賞に臨む。

 今後はクラシックに向けて、徐々に距離を延ばしていく予定だ。「先行力と持続力があり、スタートも速い。スローにも高速決着にも対応できる、注文のつかないタイプです」。素質馬が集まる出世レースで、母の産駒として初タイトルを手にすれば、偉大な両親の背中にまた一歩近づく。

 


【東スポ杯2歳S】ラインベック ビュイックに託す「打ち合わせはしたい」

 デビューから2連勝で中京2歳Sを制したラインベックは主戦の福永が騎乗停止になり、ビュイックとコンビを組む。大江助手は「大きく癖があるわけじゃないが、ゲートを出るまでのしぐさとかは打ち合わせしたい」と万全の態勢で送り出す。3カ月半ぶりの休み明けとなるが「乗り味も良く、力強さが増しましたね」と成長に目を細める。17年の当レースを制した厩舎の先輩ワグネリアンに続けるか注目だ


【東スポ杯2歳S】ラインベック重賞初挑戦不安なし 大江助手「成長を感じる」

 「東スポ杯2歳S・G3」(16日、東京)

 2戦2勝のラインベックが、満を持して重賞に初挑戦する。前走の中京2歳Sは重馬場を物ともせず、好位から鮮やかに抜け出して2馬身差で完勝。中間は放牧を挟み、大江助手は「馬の形もしっかりして、成長を感じる動きをしています。フワフワ走るところがあったんですが、パワーが加わりました。馬体の張りも全然違います」と進化を実感する。

 今回は1Fの延長。加えて舞台も東京に変わる。「もともと距離は延ばして行きたかったし、コースもどこがいいとかはないと思っています。先行力があって、持続力があって、スタートもいいですから」と不安はない。

 2年前には厩舎の先輩ワグネリアンがこの一戦を制し、翌年のダービー馬に輝いた。主戦の福永を騎乗停止で欠くが、実績十分のビュイックを確保。父ディープインパクト、母アパパネという牡牝の三冠馬を両親に持つ超良血馬が、重賞タイトルを手に入れ、さらなる飛躍への第一歩を踏み出す。