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POG歴約20年

指名馬情報:牡馬第5位, 牝馬第3位

牡馬第5位:レッドベルオーブ, 牝馬第3位:トレデマンド

 

【2歳馬情報】父は牡馬三冠・母は牝馬三冠の超良血馬が登場!

新潟、札幌2場開催となって2週目。先週に続いて関西の有力馬が続々登場する。ディープインパクト産駒の良血馬も多数登場する見逃せない新馬戦を、厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介する。

8月1日

♦新潟1800m

トレデマンド(牝、ディープインパクト×コンドコマンド、栗東・松永幹厩舎)

全兄アルジャンナ(重賞2着2回)。ディープインパクト産駒の牝馬らしく、スピードと瞬発力がありそうなタイプ。ここまで入念に乗り込まれ、1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)は全体時計こそ平凡だが、終いは12秒台前半で締めている。鞍上はデムーロ騎手。

 

レッドベルオーブ(牡、ディープインパクト×レッドファンタジア、栗東・藤原英厩舎)

全兄レッドベルジュール(デイリー杯2歳S勝ち馬)。目立った時計は無く、藤原英厩舎の新馬戦らしく、少し余裕残しでの出走となりそう。それでも動きは軽く、レースへ行ったら走りそうなイメージだ。鞍上は戸崎騎手。

指名馬情報:牝馬第3位

牝馬第3位:トレデマンド 

指名馬情報:牡馬第7位

牡馬第7位:グレナディアガーズ

 

少しデータも織り交ぜて(栗東)

 そして、6Rの新馬で注目は中内田厩舎のグレナディアガーズ(牡、父Frankel、母ウェイヴェルアベニュー)ですね。お母さんはBCフィリー&メアスプリントの勝ち馬という血統馬なんですが、動きも非常にいい。「走ることに対して前向き。ジョッキー騎乗の追い切りでも、特に注文のつくところがなく、いい走りを見せていました。けいこ通りに競馬でも上手に走れるなら、初戦から期待がもてそうです」と猿橋助手も手応えをつかんでいる様子。ちなみに中内田厩舎、ここまで2歳馬は2頭デビューでいずれも新馬Vとさすがの成績です。

指名馬情報:牡馬第7位

牡馬第7位:グレナディアガーズ

 

【注目この新馬】グレナディアガーズ&ダノンランディ

 開催替わりの今週は、新潟と札幌で計7鞍の新馬戦が組まれている。新潟では、中内田厩舎が日曜6R(芝1400メートル)にグレナディアガーズをスタンバイ。初戦から好勝負を見込んでいる。

 将来性豊かな若駒2騎が、開幕週の新潟でデビューする。中内田厩舎のグレナディアガーズとダノンランディだ。トレーナーが自信の口ぶりで2頭を評した。

 「ともにいい馬ですし、これから良くなる素材。調教の動きも新馬としては十分と思います」

 日曜6Rに出走するグレナディアガーズの父は、現役時代に14戦無敗のフランケル。母はBCフィリー&メアスプリント勝ち(15年)という良血馬だ。22日に栗東芝コースでラスト1ハロン12秒0(5ハロン67秒6)を楽にマークした。「身体能力が高く、ゲートも水準。大事に育てていきたいですね」と楽しみにする。

今年の2歳新馬は2戦2勝の中内田厩舎。指揮官が期待する2頭に注目だ。

指名馬情報:牝馬第3位

牝馬第3位:トレデマンド

 

トレデマンドは8月1日の新潟5Rに鞍上M・デムーロでデビュー

 「POG2歳馬特選情報」(23日)

〈栗東〉19年の東スポ杯2歳S、20年の毎日杯がともに2着でダービーにも出走したアルジャンナの全妹トレデマンド(牝、父ディープインパクト、松永幹)は8月1日の新潟5R(芝1800メートル)に、鞍上M・デムーロでデビュー。

指名馬情報:牡馬第2位

牡馬第2位:レッドジェネシス

 

2020.07.23 : 栗東:友道康夫厩舎

本日はひき運動を行いました。

助手「けさもひき運動で疲れを取りました。体に痛いところはありませんし、見た感じ体も戻っているため、予定どおりあす(金)乗り出します。ただ、元気すぎてこわいくらいなので気をつけて乗りたいと思います。暑さが増すなかで次走まで少し間隔があるので来週1週間も強めの調教は控えて、ゲート練習を積極的に取り入れていくことになるかもしれません」

 

【POG】レイオブウォーター “ディープ産駒らしくない”が武器になる

 ディープインパクト産駒の2歳馬の話を聞く時、どうしても「軽い芝向き」だとか「長い直線で切れを生かす」などの誰もが持つイメージで語ってしまうものだが、実際には様々なタイプがいる。とてつもなく柔らかい馬もいれば、ディープ産駒と思えないほど硬くてギアの上がっていかない馬もいる。

 逆に先週の阪神芝内2000メートルで単勝1・7倍の支持に応えられず、3着に敗れたレッドジェネシスは「ヨーホーレイクよりも強い調教を積み、新馬戦を勝てるだけの状態に仕上げていますが、柔らか過ぎるくらいに柔らかい馬。軽い芝でこそのイメージなんですよ。さっきの話で言えば、東スポ杯に向かいたいと思えるタイプ。それだけに阪神最終週の馬場は気になります」と指摘していた。レースの上がりが35秒台になるレースはテリトリーの範囲外。あの一戦で評価を落とす必要はないのかもしれない。

指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:レッドベルオーブ

 

2020.07.23 : 栗東:藤原英昭厩舎

調整メニュー:角馬場→CWコース

芝 北村友 68.0-52.0-38.1-12.0 馬なり

外ハナビマンカイ仕掛けを5Fで0.6秒追走2F併入

藤原調教師「今週も北村友騎手に乗ってもらい、本馬場で追い切りました。まだカチッとはまってきていないですが、及第点はつけられる動き。この時期の2歳なので、まだ多くを求めてはいけませんが、順調に来ています」

※8月1日(土)新潟5R(芝1800m)を戸崎騎手で予定。

指名馬情報:牝馬第3位

牝馬第3位:トレデマンド

指名馬情報:牡馬第2位

牡馬第2位:レッドジェネシス

 

2020.07.22 : 栗東:友道康夫厩舎

本日はひき運動を行いました。

助手「レース後もこれまでどおり元気いっぱいで脚元は問題ありませんし、歩様もスムーズです。一度使って筋肉が一層引き締まって気がします。カイバもよく食べていて体も日に日に回復してきていますが、あす(木)までひき運動にとどめて金曜日に乗り出す予定です」

友道調教師「レース後も変わりないということですが、乗ってからも問題がないということであれば、このまま在厩で8月22日の小倉2R(芝1800m)に福永騎手で向かおうと考えています。改善点を洗い出し、克服してレースに臨みたいと考えています」