POG Again

POG歴約20年

孤高のステイヤー

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エリモブライアン

父ブライアンズタイム、母エリモパッション、母の父 マルゼンスキー

生産者:えりも・えりも農場 馬主:山本慎一 厩舎:栗 清水出美 1997/4/02

馬名の意味・由来:冠名+父馬の名前

 

1999年11月14日、秋の京都開催の芝1800m戦でデビュー。折り返しの新馬戦(芝1600m)ともに4着となり、3走目の未勝利戦で漸く初勝利を挙げる。続く格上挑戦であった第16回ラジオたんぱ杯3歳Sでは、勝ったラガーレグルスの0.5秒差の4着と健闘。明けて4歳初戦は若駒S(OP)で2着、第40回きさらぎ賞でも2着。勇躍東上した皐月賞トライアル・第49回フジTVスプリングSでは3番人気に支持され先行するも、ダイタクリーヴァの10着と敗れた。そして迎えた本番の第60回皐月賞では、一転して後方から追い込みエアシャカールから0.6秒差の6着であった。この敗戦でダービーから駒草賞へ回り、見事2勝目を挙げた。

秋初戦の第48回神戸新聞杯では先行して7着と敗れるも、本番の第61回菊花賞ではやはり後方から追い込み、エアシャカールの3着と健闘した。豊富なスタミナを武器に長距離路線で活躍し、2002年の阪神大賞典(G2)ではナリタトップロード、ジャングルポケットに続く僅差の3着に入り、G1馬相手にも健闘を見せた。通算成績は26戦4勝。