ヤマニンセラフィム
父サンデーサイレンス、母ヤマニンパラダイス、母の父 Danzig
生産者:錦岡牧場 馬主:土井肇 厩舎:栗 浅見秀一 1999/4/13
馬名の意味・由来:冠号+燃え盛る天使
母は1994年、3連勝で阪神3歳牝馬Sを制し、JRA賞最優秀3歳牝馬に輝いたヤマニンパラダイス。祖母Altheaはケンタッキーダービーで1番人気に推されたほどの牝馬で、キーンランドのセールで80万ドルの高値で落札され、日本にやって来た。Altheaの半弟には日本で種牡馬入りしたトワイニング、半妹バラダはノーリーズンの祖母で、半姉Foreign Courierは種牡馬Green Desertの母という超良血であり、その素質も一級品であった。
2001年11月11日、デビュー戦となった京都競馬場での2歳新馬戦(芝1800m)では、武豊が騎乗し1番人気の支持に応え、見事デビュー戦で初勝利を挙げた。ちなみに2着はゴールドアリュール、3着はレニングラードだった。続く次走に出世レース・エリカ賞(500万下)では蛯名正義に乗り替わり、2番人気に支持されレースを制しクラシック候補として注目を浴びる。
第42回京成杯(G3) 芝左2000m
— POG Again (@PogAgain) 2017年7月14日
2002年1月13日 1回東京5日目 サラ系3歳オープン (混)(特指)(別定)
勝ち馬:ヤマニンセラフィム、ローマンエンパイア
勝ちタイム:2:00.4
勝利騎手:蛯名正義、武幸四郎
調教師:浅見秀一、古川平
オーナー:土井肇、ターフS pic.twitter.com/S1quGuf62v
2002年、明け3歳初戦に重賞挑戦となった第42回京成杯では2番人気に支持され、1番人気だったローマンエンパイアと同着で重賞初制覇となり、無敗の3連勝で一躍クラシックの主役へと躍り出たが、続く第39回弥生賞では3番人気に支持されるもバランスオブゲームの作るスローペースにはまり、6着という結果に終わりその翌々日にレントゲン検査を行った結果、両トウ骨遠位端骨折が判明し、後日骨片摘出手術を受けた。
1年半にも及ぶ休養を余儀なくされ復帰を果たした2003年、カシオペアステークスではデビュー戦以来となる武豊が騎乗し、3番人気に支持されるも9着、次の古都ステークス(1600万下)ではオリビエ・ペリエに乗り替わり2番人気に支持されるも4着という結果だった。その後オリオンステークス(1600万下)に出走予定だったが屈腱炎を発症し、無念の引退となった。6戦3勝という戦歴の短さが何とも惜しまれる。
とりあえず人に耳を絞ったりドヤ顔しておきたいけど、実は注目を浴びたい構ってちゃんという意味で、ヤマニンセラフィムさんとサイレントディールさんて似てるような気が(笑)お父さんが一緒だからでしょうか(^^;)
— ちひろ (@chihiro_gs) 2016年12月9日
左 サイレントディール
右 ヤマニンセラフィム pic.twitter.com/axqkJnbYn7