POG Again

POG歴約20年

2度の骨折に泣いた愛ダービー馬の弟

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アドマイヤビッグ

父 サンデーサイレンス、母ジェドゥーザムール、母の父 Top Ville

生産者:ノーザンファーム 馬主:近藤利一 厩舎:栗 橋田満 2001/3/20

馬名の意味・由来:冠名+大きい

 

半兄にアイルランドダービー馬のウイングドラヴ、札幌記念などを勝ったダイワカーリアンなどがいる。2003年10月19日京都マイルの新馬戦で単勝1.2倍という圧倒的な人気に応え、武豊が騎乗し初勝利を挙げる。続く第8回東京スポーツ杯2歳Sでも、アタマ+クビ差の接戦を制し連勝で重賞制覇と好調なスタートを切ったが、その後骨折が判明し休養に入った。

復帰初戦の第11回テレビ東京杯青葉賞で5着に入り、第71回東京優駿へ向かうにあたり橋田調教師は「前走は調教の絶対量が不足していた分、止まってしまったが、内容のあるレースだったと思う。レース間隔は短いので本音を言えば、もう少し期間が欲しい。最も良い状態と比べると一息だが、だいぶ良くなってきていると思う。元々、能力の高い馬だから、力差は無いと思っているので、自分の力を出せる競馬をして欲しい。」また武豊騎手は「1回使って、若干上向いてきている気はするが、完調一歩手前と言った雰囲気。追い切りは最初に飛ばした分、最後は止まった。力はある馬だが良い時期に休んでしまったので、あの骨折は痛かったと思う。キャリア3戦なので、1回使っての変り身に期待したい。相手は強いが、頑張る。」と挑戦するも14着と大敗。2度目の骨折となり、ふたたび休養を余儀なくされた。