ブラックタイド
父 サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘア、母の父 Alzao
生産者:ノーザンファーム 馬主:金子真人ホールディングス 厩舎:栗 池江泰郎 2001/3/29
馬名の意味・由来:重油の流出のようなケースでよく使われるフレーズで、重油が海面にジワジワと拡がり、一面を漆黒に塗り上げる様子を示したものと言える。別の角度から捉えてみると、父サンデーサイレンスが日本競馬界を自身の毛色である漆黒に染め上げ、席巻した様子を表現したものと考えてもピッタリくる。
2001年のセレクトセールで9700万円で金子真人に落札された。落札価格は翌年のセレクトセールで金子に落札された全弟のディープインパクト(7000万円)よりも高値であった。2003年12月7日暮れの阪神競馬で単勝1.7倍の1番人気に応えてデビュー戦をスミヨン騎乗の2着スウィフトカレントに圧勝すると、次走の第20回ラジオたんぱ杯2歳Sで1戦1勝ながら単勝1.4倍の圧倒的1番人気に支持されるも、コスモバルクにまんまと逃げ切られ4着に終わった。
2003年12月7日 5回阪神2日目5R サラ系2歳新馬 芝右2000m
— POG Again (@PogAgain) 2017年7月14日
1着 8枠9番 ブラックタイド 牡2 55 武豊 2:02.5
2着 6枠6番 スウィフトカレント 牡2 55 スミヨン 3.1/2
3着 2枠2番 アトランティス 牡2 55 安藤勝己 5 pic.twitter.com/0WWHJQUrNd
明けて2004年、オープン特別の若駒Sで2勝目を挙げた。次走の第44回きさらぎ賞では単勝1.5倍の圧倒的1番人気に支持されたが、ゴール前でマイネルブルックの強襲にあい、2着に終わった。ラジオたんぱ杯2歳S、きさらぎ賞と重賞では人気になるものの勝ち切れなかったが、次走の第53回フジTVスプリングSでは、リンカーンに主戦騎手である武豊が騎乗するため横山典弘に乗り替わった。このレースでは、それまでの先行・中団からのレースではなく、最後方待機策を選択。直線で一気に他馬をごぼう抜きして重賞初勝利を飾った。
第64回皐月賞ではコスモバルクに次ぐ2番人気に支持されたが、レースでは出負けし、更に前が止まらない馬場での後方待機で末脚が不発に終わり、16着と大敗した。このレースでは、同じく後方待機したスズカマンボやハーツクライといった古馬になってから大活躍する馬たちも大敗を喫している。高速馬場での先行馬有利という状況と、後方待機の失敗から鞍上が馬を無理に追わなかったため、下位での入線となった。皐月賞後、屈腱炎を発症し、2年間休養することになる。
各競馬場
— hiroaki (@VABURUS) 2017年8月21日
追っかけをしていた
ブラックタイドにも会えました 😊
なかなか顔を出してくれなかったけど
スタッフさんが人参で
誘い出してくれて 📷
キタサンブラックの活躍もあり
人気者になったね
車の整理から馬の説明等々
スタッフさんの丁寧な対応にも
感謝します pic.twitter.com/75WUlUwUe8