POG Again

POG歴約20年

アイルランドで種牡馬入りした王者

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キングストレイル

父 サンデーサイレンス、母サンタフェトレイル、母の父ノーザンテースト

生産者:ノーザンファーム 馬主:サンデーレーシング 厩舎:美 藤沢和雄 2002/2/17

馬名の意味・由来:「王者の軌跡」の意。祖母、母名に由来して。亡き父のように王道を歩むことができますようにと願って命名。ハワイにはピイラニ王が作った同名の道が実在する。

 

アイルランドで生まれた持ち込み馬・シンコウラブリイ(1993年JRA賞最優秀5歳以上牝馬)の半妹が母・サンタフェトレイル。その2番仔として生まれ、2004年8月14日の札幌・新馬戦でデビュー。圧倒的1番人気に支持され、D.ホワイト騎手鞍上にて逃げ切って見事初出走初勝利を挙げる。続くクローバー賞は岡部騎手にスイッチし、再び1番人気に支持されるも、地方競馬(札幌)のモエレフェニックスの逃げ切りを許し、3着。

中央場所に戻って、いちょうステークスも再び1番人気に支持されるが、好位から伸びあぐねクビ+ハナ差の3着。続く重賞第40回京王杯2歳Sには、ペリエ騎乗で確勝を期するもスキップジャックに出し抜かれ、惜しくも2着。その後暮れの朝日杯フューチュリティステークスを前に骨折が判明し、約10か月の休養に入る。

休養を経て緒戦は第59回セントライト記念に出走。久々のレースながら、マイネルレコルトなど相手に勝利を収め、重賞初制覇となった。その後、第132回天皇賞(秋)に出走するも出遅れ、16着に敗れた。