牡馬第4位:ヘンリーバローズ
◆ヘンリーバローズが未勝利戦を持ったまま完勝、タイムも超抜
シルバーステートの全弟ヘンリーバローズが驚異的なパフォーマンスで未勝利を勝ち上がった。逃げの戦法から直線全く追わず、後続に4馬身差を付ける大楽勝。タイムも軽く流しただけで1800m47秒台半ば、これは完全に本物だ。
スタートから押し出される様にしてヘンリーバローズがハナに立つ展開。それでもスローペースには落とさず平均的な流れから直線コースへ。そこから後続が必至に追いすがるもヘンリーバローズの手綱は一切動かず。最後は2着ショウナンマリブに4馬身差を付ける完勝で力の違いをまざまざと見せ付けた形だ。上がりは33秒8、この内容でこの時期に1800mを47秒台半ばで走れる事が出来れば間違いなくGⅠクラスの能力は持ち合わせているだろう。新馬で負けたワグネリアンよりもポテンシャルは高いと判断する。