牡馬第8位:アドマイヤキング
◆【新馬勝ち2歳総点検】楽勝アドマイヤキング 奥ある母系で伸びシロも大
【新馬勝ち2歳総点検(土曜9月30日=阪神)】芝外1800メートルは1番人気アドマイヤキングが快勝。好位を進み、残り100メートルで先頭に立つと、最後は楽々2馬身差をつけた。
「大型馬で気性もおっとり。反応はもうひとつだったけど、エンジンがかかってからは、いい脚を使ってくれた」と友道調教師。
トップスピードに乗るまでに時間がかかるところが今後の課題になりそうだが、母系はアドマイヤグルーヴ~エアグルーヴ~ダイナカールとさかのぼれる名牝系。まだ余裕のある体つきからも、今後の伸びシロが大いに期待できる。
◆アドマイヤ「キング」への第1歩/9月最終週新馬戦
初秋の中山、阪神開催ラスト週は、2場で6鞍の新馬戦が行われた。
勝ちっぷりが光ったのは、土曜阪神5Rのアドマイヤキング(牡、友道、父キングカメハメハ)。道中は好位を追走し、直線半ばまでは逃げた2着馬をとらえるのに手間取ったが、ラスト1ハロンを切ってから一気に加速。混戦の2着争いに2馬身差をつけ、1分49秒9で完勝を決めた。
「まだ子どもっぽいけど力はある。これから良くなってきそう」と、騎乗したM・デムーロ騎手も今後の成長に期待している。