牝馬第6位:シーリア
さて、話は変わって。日曜日は京都5レース・芝1800m戦でシーザリオの仔・シーリアがデビューしますね。馬体は約460キロとのこと。
そしてこの娘さん、上のエピファネイアやリオンディーズと比べるとタイプが違うそうです。
「お兄ちゃんたちはガンガンハミを持っていくタイプでしたが、それとは違ってシーリアは乗ってて素直過ぎるというか。リオンディーズなんてデビュー前はゲートが開いたらどこへ飛んでいくか分からないようなところがあったのに、シーリアは上に比べたら操縦性が良すぎて物足りなさを感じてしまうほどです」(辻野助手)
操縦性がいいというとプラスのイメージを持つ方も多いと思いますが、血統によってはガツンと来る部分が表に出たほうが競馬で結果を出せたりするものです。
「上からは“どこでスイッチが入るか分からない血統”という印象がありますね。動かそうと思えば動けるんですけどね」
ちなみに、騎乗予定のクリスチャン・デムーロ騎手は調教で跨った時に『まだ目覚めていない』と評価していたそうですよ。そういう話を聞くと、目覚めるのはまだ先なのかな?と思いつつ、やはり競馬場でゲートが開いた瞬間に“目覚めて”しまうことを期待してしまうのであります。