牡馬第5位:ラインベック
アパパネの子ラインベックなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース
6月13日。この日は翌週以降の新馬戦に向けて、POGでも話題になっている馬が多数追い切りを行っている。その中で取り上げたのは、6月29日(土)の中京芝1600mでデビュー予定のラインベック(栗東・友道康夫厩舎)。
友道厩舎注目の併せ馬。シュヴァルグランが大きく先行し、マイラプソディ、ラインベック(アパパネの仔)の順でスタート。ラインベックも水準の時計で動いたが、2頭を軽々とアオッたのがマイラプソディ。アクションも良し。見込み違いではなかった。走りますわ。 pic.twitter.com/hpOJbuNTDz
— 西村敬(競馬ブック) (@nishiyan0922) 2019年6月12日
シュヴァルグランが大きく先行して、それを本馬とマイラプソディが追いかける形だったが、距離もあったので、向正面では追いつかないかなという位置。しかし、前がラップを速めなかったこともあり、4コーナーでは前に追いつく感じで、最後の直線は3頭併せ。その真ん中に位置していたが、一度はグンと前へ出て、それからマイラプソディが内から迫ってきて、ほぼ同入でゴール。
ほぼ、初めての追い切りでここまで動けるのだから、やっぱりセンスがある。時計は6F83.3~5F68.0~4F52.6~3F37.2~1F11.9秒と、こちらも水準以上。来週以降、どんな動きを見せてくれるのか、注目の良血馬だけに楽しみしかない。
今年も名古屋に注目です(栗東)
今日は中京開幕週の芝マイルを予定しているラインベック(牡、父ディープインパクト、母アパパネ)とシュヴァルグランを追いかけるような3頭併せを消化。「2頭とも、初めて(のしっかりとした追い切り)にしてはよかったんじゃないかな」と友道調教師が話すように、雰囲気はすごくよかったですね。
その後の投票所前では大江助手に少し追加取材。どちらも、感触はよかったです。また、筋金入りの血統馬、ラインベックに関しても「長く脚を使えるイメージですね。マイルからですけど、先々は距離を延ばしていけると思いますよ」と当たり前ですが、クラシック路線を見据えている一頭のようです。