第8位:リメンバーメモリー
キズナ産駒リメンバーメモリー武と夢タッグ/新馬戦
<新馬戦情報>
今年初年度となるキズナ産駒が武豊騎手と新馬戦を迎える。23日(日)の阪神芝1800メートルで、リメンバーメモリー(牡、佐々木)が出走。父、そして祖父ディープインパクトをダービーVに導いた鞍上とともに、夢の3代制覇に向けての第1歩を踏み出す。
最終追い切りは坂路で4ハロン52秒7-12秒6。アルマアノン(古馬1勝クラス)に1馬身半先着した。父も管理した佐々木師は「ピリッとさせるため最終追い切りは坂路でやった。長く脚を使えるタイプ。キズナと性格が似ていてオンオフの切り替えができる。元気もいいが、聞き分けもいい」と感触を伝えた。
これまでキズナ産駒は7頭がデビューし、9戦で2勝を挙げた。佐々木厩舎からの同産駒は初出走。「キズナ産駒には注目していて、パドックではよく見ているよ。みんなスピードがあるんじゃないかな。キズナの性格を一番知っているのは僕かもしれないし、走らないわけがないと思っていた」と言う。
今回は素質馬がそろう新馬戦に出走を決めた。「初めから強いところにぶつけた方が面白いからね」。武豊騎手との夢のタッグ。初陣に期待だ。