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指名馬情報:牝馬第10位

牝馬第10位:モーベット

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【新潟2歳S】モーベット精神面成長

 名門・藤沢和雄厩舎のモーベットは余裕の最終調整だ。美浦坂路で折り合い重視のゆったりした流れで運び、ラスト1Fも馬任せの走りで12秒6をマークしフラットレーに1馬身先着した。

 6月の東京芝マイル戦を鮮やかに差し切ってから2カ月半。津曲助手は「使ったことで落ち着きが出たし、けいこでも集中できている」と精神的な成長を実感し、「無理なくポジションを上げた初戦の内容を見ても、ここでも楽しみ」とV2戴冠を期待している。


【新潟2歳S】モーベット 余力十分に1馬身先着「時計以上に余裕がある」

【新潟2歳S(日曜=25日、新潟芝外1600メートル)注目馬21日最終追い切り:美浦】

6月東京のデビュー戦でスタートで後手に回るロスがありながらも、最後まで目一杯に追われることなく直線一気のごぼう抜きを演じたモーベット。津曲助手は「ゲートのタイミングが合わなかったけど、慌てる場面はなかったね。余裕がありました」と涼しい顔で振り返る。

 この日は木幡育(レースは福永)を背に坂路で併せ馬。1馬身先行した古馬1勝クラスの後方を手応え良く追走。ラスト1ハロンで内から並びかけると、最後は余力十分に1馬身先着した(4ハロン57・4―12・6秒)。

 約3か月間隔が空いたが、デビュー前よりも力強さが増したフォームで、さらにスケールアップした印象。陣営も重賞制覇へ期待を寄せた。

 津曲助手「精神的にゆとりがあって、落ち着きが出てきたね。稽古でも集中力があるし、時計以上に余裕がある。初戦の勝ちっぷりから当然、ここでも楽しみ」

 

8/21

25日(日)に新潟競馬場で行われる新潟2歳ステークスに出走を予定しているモーベット(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)について大江原勝調教助手のコメントは以下の通り。

 「デビュー戦の前走ではスタートは少し遅かったのですが、あの馬の持ち味である瞬発力を生かして最後の直線で弾けてくれて良かったと思っています。そのあとは牧場に出して一カ月前に戻ってきました。美浦トレセンに戻ってからは坂路中心で調整してきました。

 今朝は坂路で追い切り、誘導馬の後で、最後確認するくらいの感じでした。良い反応だったと聞いています。この中間で心身ともにかなり成長が見られ、普段から落ち着いていて、走る時は集中して走れるようになりました。

 今回は新潟のコースですが、デビュー戦の東京競馬場と同じようなコース形態なので心配はしていません。ここまで暑さに充分気をつけて調整してきました。応援をよろしくお願いします。」