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指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:ラインベック

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ラインベック3連勝で来春の主役だ/東スポ杯2歳S

土曜メインで、クラシックの登竜門、東京スポーツ杯2歳S(G3、芝1800メートル、16日)が行われる。母に3冠牝馬アパパネを持つ良血馬で極ウマのクラシック番付でも牡馬横綱のラインベックが、デビュー3戦目を迎える。

新馬戦と中京2歳Sを連勝した後、じっくりと成長をうながされた。「その間に気性のコントロールをうまくできるようになった。まだ体形は幼いけど、すごく体もしっかりとして乗った感じもパワーがついた」と大江助手は大きな進化を感じている。

次週のジャパンCに5頭を送り込む予定の友道厩舎は16年マカヒキ、18年ワグネリアンと現役2頭のダービー馬を出す。東スポ杯2歳Sは2年前にワグネリアンが勝利した舞台で、ラインベックもダービーから逆算したローテーションをとられている。「今の時期に東京を経験できるのがいい。先につながると思う」と大江助手は来春を見据える。友道厩舎所属のディープインパクト産駒でオーナーは金子真人HD。マカヒキ、ワグネリアンとの共通点は多い。3連勝を飾り、あらためて来年ダービーの主役候補を印象づけるか。

 

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【東スポ杯2歳S】ラインベック重賞初挑戦不安なし 大江助手「成長を感じる」

 「東スポ杯2歳S・G3」(16日、東京)

 2戦2勝のラインベックが、満を持して重賞に初挑戦する。前走の中京2歳Sは重馬場を物ともせず、好位から鮮やかに抜け出して2馬身差で完勝。中間は放牧を挟み、大江助手は「馬の形もしっかりして、成長を感じる動きをしています。フワフワ走るところがあったんですが、パワーが加わりました。馬体の張りも全然違います」と進化を実感する。

 今回は1Fの延長。加えて舞台も東京に変わる。「もともと距離は延ばして行きたかったし、コースもどこがいいとかはないと思っています。先行力があって、持続力があって、スタートもいいですから」と不安はない。

 2年前には厩舎の先輩ワグネリアンがこの一戦を制し、翌年のダービー馬に輝いた。主戦の福永を騎乗停止で欠くが、実績十分のビュイックを確保。父ディープインパクト、母アパパネという牡牝の三冠馬を両親に持つ超良血馬が、重賞タイトルを手に入れ、さらなる飛躍への第一歩を踏み出す。