牡馬第７位：アドマイヤベネラ
【JRA新馬戦】ダノンファンタジーの半弟アドマイヤベネラなどがデビュー/POG
5日(日)・6日(月)に行われる新馬戦の出走馬が、3日確定した。
今週は中山、京都で計6鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。
・京都6R(芝1800m・16頭)
アドマイヤベネラ(牡、福永祐一・友道康夫、ハーツクライ)…セレクトセールにて2億4840万円で取引された。半姉に2018年の阪神JF勝ち馬ダノンファンタジー(父ディープインパクト)がいる。直前は軽めだが、乗り込み量十分で仕上がりに不足はない。
【日曜京都6R新馬戦】アドマイヤベネラ 姉はG1馬
京都は開幕週から大物が登場だ。アドマイヤベネラ（牡＝友道、父ハーツクライ）は暮れの阪神を除外になり、日曜京都6R（芝1800メートル）で満を持してのデビューとなる。
異父姉が18年の阪神ジュベナイルFを勝ち、最優秀2歳牝馬に輝いたダノンファンタジー（父ディープインパクト）。調教でもスケールの大きな走りを見せ、送り出す友道師の期待も大きい。「ハーツクライの血が出ているのか、折り合いは付くし距離があっても大丈夫。まだ緩いが、動かすと動く。現状の動きなら初戦からやれていい」と前向きだ。姉は新馬戦こそ2着に取りこぼしたが、2戦目からファンタジーS、阪神JF、チューリップ賞と破竹の4連勝。弟もクラシックを見据えた始動戦になる。
アドマイヤベネラ伸び上々「動かすといい」／新馬戦
＜新馬戦情報＞
5日（日）京都芝1800メートルに出走するアドマイヤベネラ（牡、友道、父ハーツクライ）が初戦へ態勢を整えている。
11月末から入念に乗り込み、Cウッドでは6ハロン81秒台で、しまいも上々の伸びを見せている。「調教を積めたし、いいと思う。落ち着きもある。まだまだ緩いけど、動かすといい動きをする」と友道師の評価も高い。半姉は阪神JFを制したダノンファンタジー。血統的にも期待は大きい。
【新馬戦出走馬】アドマイヤベネラ、亡き近藤利一オーナーに白星報告だ ５日の京都６Ｒでデビュー
５日の京都６Ｒ（芝１８００メートル）でデビューするアドマイヤベネラ（父ハーツクライ）は一昨年の２歳女王ダノンファンタジーの半弟。先月２１日の新馬は除外となったが、２５日に栗東・ＣＷコースで７ハロン９６秒６を出すなどその後も丹念に乗り込まれ、態勢は万全だ。
「落ち着きがある。まだ緩さはあるけど、いい動きをしている」と友道調教師。１８年のセレクト１歳セールで、昨年亡くなった近藤利一氏の目にとまり、２億３０００万円の高値で落札。馬主は妻の旬子さんとなったが、亡きオーナーの強い気持ちは分かっている。姉は２０００メートル以上のＧ１では苦しんだが、「折り合いもつくし、しまいもしっかりしている」とトレーナーが見据えるのはクラシック路線。昨年末の香港マイル（アドマイヤマーズ）に続き、今度は国内で天国のオーナーへいい報告を届ける。
【注目この新馬】アドマイヤベネラ
アドマイヤベネラはセレクトセール（１歳）で２億３０００万円の値をつけた良血馬。母はアルゼンチンのＧＩ２勝馬で、半姉ダノンファンタジー（父ディープインパクト）はＧＩ・阪神ＪＦなど重賞４勝と活躍中だ。１２月２１日の新馬戦を除外になって仕切り直したが、同２５日にＣＷコースで６ハロン８１秒１－１２秒３、３１日にはＤＰコースの３頭併せでラスト１ハロン１１秒０（６ハロン８３秒６）の鋭い伸びで併走２頭をちぎった。「除外でもう２本攻めを積めた。やれば動くし、父ハーツ（クライ）が出ていて折り合いもつく。まだ器用さがないので、外回りの１８００メートルもいい」と友道調教師は好感触だ。
