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指名馬情報:牡馬第5位

牡馬第5位:ラインベック

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【若駒S】ラインベック、賞金加算へ必勝 友道師「時計のかかる馬場合いそう」

 ラインベックはデビュー2連勝の後、東スポ杯2歳Sが3着、ホープフルSが4着。友道師は「前向きさが足りないね」と不満を口にする。「前走も4角でダメかと思ったけど、意外にしぶとかった。せめて3角ぐらいから、自分で動いていければいいんだけどね」。
 ただ、走りきっていない分、疲れはない。「時計のかかる馬場は合いそう。今の賞金じゃクラシックは厳しいし、ここは1着じゃないと意味がない」と結んで、必勝を期した。

 

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ラインベック厩舎一のスタミナ生かす/若駒S

ラインベック(牡、友道)は若駒Sで最多7勝の武豊騎手とのコンビで挑む。

金子真人オーナーは5勝。友道師は2勝し、勝ち馬はいずれもクラシックホースとなった。前走ホープフルSは4着。「前向きさがなく前走もしっかりとは走れていない。うちの厩舎で一番体力がある馬」と友道師。古馬に負けないスタミナの持ち主が、昨夏以来の勝利を狙う。

 

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【若駒S】ディープ産駒らしくないラインベックの評価を上げたいワケ

【若駒S(日曜=26日、京都芝内2000メートル)POGマル秘週報】古くは1991年のトウカイテイオー、最近では2016年のマカヒキなど、結構な名馬が勝ち上がっている若駒Sだが、05年のレースを見てしまえば、他はすべてかすんでしまう。

 そんな若駒Sは今週末の開催。相変わらずの少頭数でもメンバーレベルはそれなりだ。クラシックへの登竜門だけあって、ディープインパクト産駒も毎年のように出走。昨年まで8頭(出走取消の14年アトムは除く)が出走して2勝なら確率的には上々? ディープインパクト産駒は基本的に人気先行で、出走馬8頭のうちの6頭が1番人気。しかも、現在のタフな京都芝は産駒に不向きな馬場だ。ならば、今年のディープインパクト産駒ラインベック(牡・友道)は評価を下げるべきなのか?

 いや、この馬はディープ産駒なのに、ディープ産駒らしさがまるでなく、産駒の最大の武器である瞬発力をどこかに置いてきてしまった一方で、多くの産駒が悩まされる線の細さもない。

 激戦に見えたホープフルS・4着後も疲れはまるでなかったようで、前川助手によると「ホンマに丈夫。そんでもって元気。カイバもバリバリ食べよるし、調教をどんだけやってもへこたれん。正直、時計の速い競馬ではどうかと思ってたけど、いまの京都は芝が悪くて時計がかかってるやないですか。この馬に合うんちゃいますかね」。

 ディープ産駒に対するものとは思えないようなコメントばかりが並ぶが、これこそが現在の京都芝に必要なものなら、むしろ評価を上げてみたい。