牝馬第８位：レッドルレーヴ
【フラワーC】レッドルレーヴ万全！藤沢和師「頑張ってほしい」
中山金曜の「第34回フラワーC」の出走馬はほとんどが火曜追いを選択したが、関東馬でただ一頭レッドルレーヴが18日に追い切った。坂路単走で4F54秒9～1F13秒2。母の母は女傑エアグルーヴの良血馬。新馬戦はその後共同通信杯3着のフィリオアレグロの2着に惜敗したが、2戦目にきっちり勝ち上がった。藤沢和師は「期待の馬。相手は強いけど頑張ってほしい。桜花賞よりオークスタイプ。距離があった方がいい」と力を込めた。
レッドルレーヴ３戦目で重賞Ｖを狙う／フラワーＣ
＜フラワーC：追い切り＞
3歳牝馬によるフラワーC（G3、芝1800メートル、20日＝中山）の追い切りが18日、美浦トレセンで行われた。
未勝利を勝ち上がったばかりのキングカメハメハ産駒レッドルレーヴ（藤沢和）は坂路で4ハロン54秒9－13秒2を馬なりでマーク。クラヴィスオレア（古馬2勝クラス）を4馬身追走して併入した。さほど時計は速くないが、動きは軽快だった。
藤沢和師は「素軽くなっている。期待しているし、桜花賞よりはオークス向きの馬なので距離はあった方がいい」と話した。鞍上にヒューイットソン騎手を迎え、デビュー3戦目での重賞制覇を狙う。
【フラワーＣ】レッドルレーヴ、坂路４ハロン５４秒９
レースを２日後に控え、良血レッドルレーヴが坂路で併せ馬。４ハロン５４秒９－１３秒２でクラヴィスオレア（２勝クラス）と併入した。「今年、１戦使っているので、これくらいでいい。重賞で相手は強いけど、期待している馬だし、桜花賞よりオークスってタイプだから」と藤沢和調教師は賞金加算をもくろむ。
【フラワーC】美浦レポート レッドルレーヴ
追い切り後の藤沢和雄調教師のコメントは以下の通り。
「未勝利戦を勝った後は一度牧場へ戻って、ひと月前に厩舎へ帰って来て順調に調整出来ています。体も大きくなって来ていますし、1週前の追い切りも良かったですね。今朝の追い切りも古馬が相手でしたが良い動きでした。
まだ2戦しかしていませんが、体も大きくなりましたし、落ち着いてきましたから頑張ってくれると思います。前走も上手に走ってくれましたから、中山も問題ないでしょう。
(兄のランフォザローゼスも同じ厩舎ですが)お兄さんより早い段階から動きも良かったので、3歳春の時点でも十分良い競馬が出来ると思います。この馬は女の子ですが随分前向きな所がありますし、負けん気が強くて素直ですね。経験は浅いですが能力は高そうなので、何とかオークスには間に合ってくれるようにやって行きたいと思っています」
【金曜のバツグン調教馬】
中山11R フラワーカップ(G3)
レッドルレーヴ
3/18(水) 美坂 54.9-39.6-26.2-13.2(馬なり)
クラヴィスオレア(古馬2勝)馬なりを4馬身追走～併入
強敵相手に好時計で勝ち切った前走後は短期放牧に出て英気を養い、帰厩後は2月18日から美浦坂路で調整開始。今月に入ってからは併せ馬中心で入念な乗り込みを重ね、先週・今週とスピードが武器の古馬を圧倒する抜群の動きを見せており、能力を発揮できる好状態に仕上がった。
