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指名馬情報:牝馬第3位

牝馬第3位:リアアメリア

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2020.04.09 近況

在厩場所:栗東トレセン

調教内容:8日にCWコースで追い切り

次走予定:阪神4月12日 桜花賞(GⅠ)〔川田将雅〕

中内田充正調教師「8日にCWコースで追い切りました。先週に引き続き将雅(川田将雅騎手)に跨ってもらい、負荷を掛け過ぎないように時計を出してもらいました。コースに入っても以前のようにムキになって走ることはなかったですし、道中も我慢が利いていました。最後の直線も軽く促した程度でしたが、それでもラスト1ハロンは馬なりで11.7秒の時計でまとめてくるのですから、動きとしては申し分ないですね。ジョッキーも『自分の体内時計ではそこまで出ているように感じなかったですが、終始楽な手応えで、最後も無理しないでこれだけ動けるのですから、状態は言うことないですね』と言っていました。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの時より間違いなく良い仕上がりでレースに向かえそうですし、あとは当日の気持ち次第ですね。前回は返し馬の感触が抜群に良過ぎたので、そこで燃え尽きてしまった感じがありますから、今回は当日の雰囲気を見て気が入り過ぎるようであれば返し馬を行わず、引っ張って待機所まで歩かせて行くことも考えています。内過ぎず外過ぎず良い枠に入りましたし、普通に走れば良い勝負になって良いレベルの馬だと思っているので、ゲートインするまで細心の注意を払い、クラシック最初の1冠を是非とも獲りたいですね」

 

2020.04.09 出走情報(確定)

4/12(日)阪神11R 桜花賞(GⅠ)〔芝1,600m・18頭〕55 川田将雅 発走15:40

2020.04.08 調教タイム

助 手 4/7(火)栗坂良 62.2- 44.9- 29.4- 14.4 馬なり余力

川 田 4/8(水)CW良 81.0- 66.2- 51.6- 37.2- 11.7[7]馬なり余力

リーガルマナー(三歳1勝)馬なりの内0.6秒追走同入

 

【桜花賞】リアアメリア、超抜11秒5

 1番人気で6着に敗れた阪神JFから巻き返したいリアアメリアは、栗東CWコースで3頭併せ。6F81秒0の好タイムを楽々と弾き出した。

 最後方から4角で最内に入り、ラスト1Fでスッと前へ出ると11秒5をマーク。一杯に追われたマックスに2馬身先着し、リーガルマナーと併入した。81秒4、11秒4だった先週に続き攻めの姿勢を貫いた。

 「アルテミスSまでは能力だけで勝ってきた。攻めるのを怖がった阪神JFで負け、今度は勝つつもりでやっている」と片山助手。女王の座をしっかりと見据える。

 

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立ち位置は”挑戦者”リアアメリア3頭併せで反撃態勢!片山助手「我慢することも覚え本来の姿に戻ってきました」

◇12日「第80回桜花賞」(G1・阪神・芝1600メートル)

 「第80回桜花賞」(G1・12日・阪神・芝1600メートル)の追い切りが8日、東西のトレセンで行われた。栗東CWでは阪神JF6着以来となるリアアメリアが意欲の3頭併せで反撃態勢を整えた。

 受けて立つ。そんな立場ではもうない。あくまで立ち位置は挑戦者。多くの支持を集めた阪神JFで6着に敗れてから約4カ月。冬場を充電期間に充て、ダイレクトに桜へと歩みを進めたリアアメリアが、この日も攻めの姿勢を貫いた。栗東CWでの3頭併せ。先行する僚馬をターゲットに弾むようなフットワークを繰り出す。そしてしびれるような手応えのまま直線に向くと、内から静かに脚を伸ばして、併せたリーガルマナー(3歳1勝クラス)と同入。しっかりと我慢の利いた内容で、最終追い切り(6F81秒0―37秒2―11秒7)を終えた。

 「順調にここまで来ているので、何より普通に走ってくれれば。普通に走る気持ちになってくれるかが、唯一の課題です」。感触を確かめた川田は、パートナーの今をこう伝えた。新馬を圧勝。2戦目のアルテミスSでは、シンザン記念を勝つことになるサンクテュエールを寄せ付けなかった。阪神JFは不本意な形となったが、能力の高さは疑いようがない。

 前回はゲートが開くと、気持ちが途切れてしまった、という。そのことを踏まえ、丹念にゲート練習も繰り返してきた。「いろいろなことに対応できるような調教、調整をしてきました。やりたいことはやれたと思います。まずは、ゲートを五分に。我慢することも覚えてきましたからね。カイバの食いもいいですし、本来の姿に戻ってきました」。桜花賞仕様に作り込み、戦う準備は整った、と片山助手は話す。鍛錬を重ねて反撃の舞台へ。桜舞う仁川で信じた末脚を放つ。

 

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【桜花賞】リアアメリア 坂路で併走遅れも合格点の動き「いい感じでレースへ臨めそう」

【桜花賞(日曜=12日、阪神芝外1600メートル)注目馬8日最終追い切り:栗東】

リアアメリアは、1週前追い切りに続いて川田が騎乗し、ウッド6ハロンから3頭併せで行われた。

 同厩のリーガルマナー(3歳1勝クラス)、マックス(3歳未勝利)に続く最後方の並びで入り、先行組が徐々にペースアップしてもムキになるシーンはみられず、余裕たっぷりに追走。4コーナーを回ったところで前2頭に内から馬体を併せ、1ハロン11秒台でフィニッシュ(6ハロン81・4―37・4―11・9秒)。馬なりでわずかに遅れたが、道中の落ち着き、反応とも合格点の好内容だった。

 片山助手は「前走(阪神JF=6着)の敗戦も踏まえ、今までよりハードに調整しています。休み明けを心配することなく、いい感じでレースへ臨めそうですね」

 

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【桜花賞・阪神牝馬S追い切り】2歳女王や上がり馬の状態を調教から分析!

豪華メンバーが揃った桜花賞を楽しんで欲しい!

【桜花賞/リアアメリア】

 阪神JFは思わぬ敗戦となりましたが、これによって得た教訓もあったのでしょう。ここへは、迷いなく直行ローテを選んだ陣営。そうするからには、きっとこんな調教内容になるであろうと予想したものがありましたが、まさにその通りの調教内容になっているというのが個人的な印象です。

 まず、併せ馬。アルテミスSも前走もすべて追い切りは単走でしたが、今回は1週前追い切りも最終追い切りも併せ馬。特に最終追いは3頭併せでしたが、朝一番の時間帯ということもあり、他厩舎の追い切りも行われる混雑した馬場状態。それでも自分のリズムで走れていたところが素晴らしいと思いますし、時計も6F81.0~5F66.9~4F52.2~3F37.7~1F12.0秒と速く、確実に巻き返すことができる状態に仕上がったと思います。