牡馬第5位:ラインベック
ラインベック良血開花なるか、父母とも3冠/皐月賞
今週は牡馬クラシック第1弾の皐月賞(G1、芝2000メートル、19日=中山、5着までダービー優先出走権)が行われる。
牡牝の3冠馬が父母という超良血馬ラインベック(牡、友道)がクラシック初戦を迎える。デビューから5戦、掲示板を外していない堅実派だ。
友道師は「体力はあるし、バテないからね。積極的に運んでどれだけ粘れるか」と話す。今回と同じ舞台だった昨年のホープフルSは見せ場たっぷりの4着。父が制した皐月賞で良血開花なるか、注目だ。
【GI血ェック】皐月賞
舞台はコーナーが4つの小回りコース。スピードと機動力はもちろん、最後の急坂でもうひと踏ん張りできる底力も必要となる。そのため、母系がパワー型の活躍馬が目立っている。
ディープインパクト産駒のラインベックも、申し分ない血統構成。母のアパパネは牝馬3冠を含むGI5勝。スピード、スタミナ、パワーと3拍子そろっており、持ち味の器用さを生かせば、チャンスはありそう。