POG Again

POG歴約20年

2021-2022 POGリスト作成にあたって

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随分と更新が滞ってしまい、大変失礼致しました。昨年はコロナ禍ということもあって、例年のように自分の身の上話もせずにリストを作成したが、最後に作成の際に更新した

ように、少しばかり今後の状況について述べてみたい。奇しくも当時のようにメキシコシティで勤務しているのは感慨深いところではあるが、昨シーズンまでのPOG成績に関しては、グレナディアガーズが朝日杯フューチャリティステークスを制したものの、クラシック出走には程遠いのは歯痒いばかりではある。

 

かつて指名したディープインパクトの最高傑作を追い求めて今に至るが、残念ながら指名には至らず、昨年度のコントレイルに関しては厩舎が嫌いであるのと同時に非社台グループであることもあって、どうあがいても指名することは叶わなかった。しかしながら現時点でディープインパクトの最高傑作であるかというと、どうもそうではない気がしてならない。過去の三冠馬で例を挙げると、真に強い馬と周りのライバル馬たちのレベルが低い場合との2つに分けられると思われる。

 

前者の場合、シンボリルドルフやディープインパクト。後者の場合、ミスターシービーやナリタブライアン、オルフェーブル。まず決定的に違う点は、同世代のライバル馬たちのレベルにある。次に古馬になってからの活躍。各世代の古馬たちのレベルが低いと、近年活躍の目覚ましい牝馬たちの出番となってしまう。事実道悪であったとはいえ、得意な距離であったにもかかわらずコントレイルが大阪杯で連対を確保できなかったのは、決していただけたものではない。

 

残念ながらそのディープインパクトもこの世を去り、残された産駒たちの数も年々減ってきている今、本来の自分の目的であったその最高傑作を探すというコンセプトで続けてきたこのPOGゲームも、あと何年続けようかという節目に差し掛かってきている。しかしながらまだ翌年シーズンにはまだ血統登録された産駒が109頭(来シーズンは6頭)いるので、今シーズンをラストシーズンというつもりで引き続きメキシコから参加してみたいと思う。

 

これまでは日本ダービーの当日までにリストを作成し参加してきたが、これだけインターネットによる情報が多いのに加えて、育成システムやクラシック本番へ向けたローテーションなどが大きく進歩した現在そこまで引っ張る必要性も無くなったと思うので、今シーズンは4月末までに作成、参加をしようと考えている。昨シーズンはTwitterによる出資者の皆さんらと情報交換したり交流させていただいていたが、様々な理由でアカウントを閉鎖した。今シーズンに新たにアカウントを開設したので、当ブログをご覧になっている皆様には引き続きよろしくお願い致します。