牡馬第4位:ヘンリーバローズ
兄以上の逸材か。ヘンリーバローズは「すごい馬になるオーラがある」
ヘンリーバローズの育成を行なったノーザンファーム空港牧場の足立稔氏は、同馬についてこう評す。
「1歳のときから素晴らしい見栄えをしていて、順調にいけば”すごい馬になる”というオーラがあります。育成段階でも問題はなく、このまま着実にデビューまでの過程を踏んでいけば、結果は自ずとついてくるのではないでしょうか。どこまでのレベルに行くのか、楽しみですね」
「走ったときの後脚の強さですね。それが印象的です。後脚がしっかり”入る”というのか、踏ん張りが(他の馬とは)違う感じがします。(育成が進んでいる馬の基本メニューである)1ハロン15秒の調教でも馬自身が遊ぶほどの余裕がありますし、(調教の強度が上がるにつれて)さらによくなっていきそう。もちろん、クラシックが目標です」
同馬は栗東トレセンの角居勝彦厩舎に所属し、来春の大目標へ向けて歩みを進めていく。