牡馬第７位：リシュブール
◆【２歳勝ち馬診断】息の長い強靱な末脚でライバルをねじ伏せたルーカス…名馬候補の誕生
８月２０日の札幌５Ｒの２歳新馬（芝１８００メートル、９頭立て）は、日本、香港でＧ１を６勝したモーリスの全弟で２番人気に推されたルーカス（牡、美浦・堀宣行厩舎＝スクリーンヒーロー産駒）が、７番手追走から残り８００メートルで早めに動き、内で粘る祖母エアグルーヴの良血リシュブールに１馬身半差をつけてデビュー戦を飾った。勝ち時計は１分５０秒６。
レイエンダ（レース後骨折）、フラットレーに続く「札幌１８００メートル新馬組」の大物。前記２頭との違いは、ヨーイドンの瞬発力勝負を避け早めにスパートをかけた点。結果、４コーナーで２、３着馬の抵抗を受けたものの、息の長い強靱な末脚でねじ伏せた。
◆【若駒ピカイチ】ルーカス
《戦評》道中は中団を追走。１０００メートル過ぎに、鞍上がスローペースとみるや促して進出し、馬なりで４コーナーで３番手に。直線早め先頭から押し切った。勝ちタイム１分５０秒６は過去８年の同舞台の新馬戦で最速。
◆【ＰＯＧ】ルーカス初陣Ｖ 良血ぞろいの一戦制す モレイラも素質評価【画像複数有り】
「新馬戦」（２０日、札幌）
２番人気に推されたモーリスの全弟ルーカス（牡２歳、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス、美浦・堀）が、良血ぞろいの好カードを制した。ゆったりしたスタートから道中は７番手。３角からまくり気味に進出すると、直線でエアグルーヴの孫リシュブールとの追い比べを制し、１馬身半差をつけてゴールに飛び込んだ。
◆ルーカス初陣Ｖ神騎乗モレイラ「次楽しみ」／新馬戦【画像有り】
＜札幌５Ｒ＞◇２０日＝札幌◇２歳新馬◇芝１８００メートル◇出走９頭
好メンバーがそろった札幌５Ｒの新馬戦（芝１８００メートル）は、Ｇ１・６勝馬モーリスの全弟で２番人気のルーカス（牡、堀、父スクリーンヒーロー）が、初陣を飾った。勝ち時計は１分５０秒６。直線は名牝エアグルーヴの孫リシュブールとの良血馬対決。外からライバルを力強くかわすと、最後は１馬身半差をつける完勝劇。
