牝馬第10位:モーベット
【新潟2歳S】良血モーベットの無傷2連勝なるか/JRAレースの見どころ
ここはモーベットに注目したい。父オルフェーヴル、母は重賞4勝のアイムユアーズという良血馬、連勝で重賞制覇となるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■8/25(日) 新潟2歳S(2歳・GIII・新潟芝1600m)
モーベット(牝2、美浦・藤沢和雄厩舎)の新馬戦は東京芝1600m。スタートで遅れ最後方の位置取りとなったが、直線しっかりと瞬発力を見せ差し切り勝ちを収めた。重賞戦線で大活躍した母に近づく1勝をここで挙げることができるか注目。鞍上は福永祐一騎手。
【新潟2歳S】女傑血統モーベット重賞奪取へ好ムード
新潟では25日、「第39回新潟2歳S」が行われる。素質馬がそろうが、6月2日の東京芝1600メートルで衝撃のデビューを飾ったのがモーベットだ。スタートで大きく立ち遅れたが、そのまま慌てずに最後方を追走。直線で大外に持ち出されると上がり3F33秒8の豪脚で差し切り、2着に2馬身もの差をつけた。
母アイムユアーズは重賞4勝をあげて、近親には女傑エアグルーヴ。牝馬の大物が登場して不思議ではない血統背景だ。
酷暑のなか調整は順調で、14日の坂路では4F55秒0、ラスト1F12秒5(馬なり)で4歳1勝クラスと併入した。「精神的にゆとりが出て大人びてきた。調教にも集中できるようになった。あとは暑さに気をつけて調整していければ」と、津曲助手は好ムードだ。
すでに9頭が勝ち上がっているシルクレーシングの現2歳世代からは、重賞初挑戦。弾みをつける勝利を飾りたい。
【新潟2歳S展望】良血モーベットの走りに注目
「新潟2歳S・G3」(25日、新潟)
中心は圧巻の内容で東京の新馬戦を勝ち上がったモーベット。スタートで後手を回り、最後方からの競馬となったが、直線に向くと桁違いの末脚でスパート。一気に内の各馬をのみ込んで、衝撃の勝ちっぷりを披露した。父は三冠馬オルフェーヴル、母は重賞4勝アイムユアーズという良血馬。デビュー2連勝でエリート街道に乗れる器だ。
【新潟2歳S】モーベット「落ち着きが増したし今回も強い競馬を期待」
【新潟2歳S(日曜=25日、新潟芝外1600メートル)注目馬最新情報:美浦】
モーベットの1週前追い切りは坂路で障害未勝利と併入。4ハロン55・0―39・8―12・5秒を馬なりでマークした。ひと息入ったが、軽快な行きっぷりで毛ヅヤも上々。ここを目標に順調に仕上がりつつある。
津曲助手「初戦は出遅れましたが、能力の違いで差し切ってくれた。中間は牧場で英気を養い、先月下旬に帰厩。落ち着きが増したし、1週前の坂路ではいい動きだった。今回も強い競馬を期待したい」