牝馬第１位：エリスライト
【中山新馬戦】“マリア妹”エリスライト 注目のお嬢様
日曜中山６Ｒ（芝２０００メートル）には１６年宝塚記念を制したマリアライトの全妹・エリスライト（久保田、父ディープインパクト）がスタンバイ。久保田師は「もう少し時間がかかるかと思ったが、思ったよりもしっかりしてきた」と口にした。「マリアもゆっくりだったけど新馬勝ち。妹も現状の仕上げでどれくらいやれるか」。半兄クリソライト（父ゴールドアリュール）、リアファル（父ゼンノロブロイ）も重賞勝ちという華麗なる一族のお嬢さま。注目必至だ。
【新馬戦スター発見伝】エリスライト
全姉マリアライトは２０１５年エリザベス女王杯、１６年宝塚記念のＧＩ２勝馬。全体のシルエットは姉に似ている。今週水曜の追い切りはＷコースで４ハロン５３秒９－１２秒７（馬なり）。年長馬と互角の動きを見せた。「力んでみたり、気性はお姉さん（マリアライト）に似ているね。カイバをしっかり食べているので、この距離でどんな競馬をしてくれるか」と久保田調教師は上位争いを期待する。
牝馬第5位:エルディアマンテ
11/29 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「先週前半にこちらへ帰ってきました。デビュー勝ち出来なかったことは非常に残念でしたがパフォーマンスは悪くありませんでしたので、成長を阻害しないように長い目で見ながら良くしていければと考えています。今週から乗り出したところで馬場に入ってゆったりと体を動かし出しています。イメージ的には２月の東京くらいを考えられればと思っていますが、そのあたりはまだ決めることではありません。今後の馬の状態を見ながら検討していくことになると思います」（天栄担当者）
牝馬第１位：エリスライト
5回中山2日目 6R ２歳新馬 芝2000m 混[指定] 7頭
本賞金：700、280、180、110、70万円
アカリダイヤモンド 牡2 52.0 武藤 上原
エリスライト 牝2 54.0 蛯名久 保田
ケンタッキーグラス 牡2 55.0 石橋脩 勢司
コスモヴィガー 牡2 55.0 柴田大 武藤
シゲルタケノコ 牡2 55.0 勝浦 伊藤圭
ピンクダイキリ 牝2 54.0 三浦 中舘
モンヴァントゥ 牡2 55.0 シュミノー 大和田
牡馬第６位：トーセンブレイヴ
4回中京2日目 4R ２歳未勝利 芝2000m [指定] 13頭
本賞金：500、200、130、75、50万円
アウデンティア 牡2 55.0 戸崎圭 鹿戸
アドベントサンデー 牡2 55.0 松山 松下
ウインタリエンテ 牝2 54.0 内田博 吉田
ウインラナキラ 牝2 54.0 田辺 宮
カズアピアーニ 牡2 55.0 藤岡康 西浦
コパノメンデス 牡2 55.0 川須 宮
サンディー 牝2 54.0 福永 千田
シュナイデン 牡2 55.0 ルメール 石坂
トーセンブレイヴ 牡2 55.0 大野 池江
トップオブウイン 牡2 52.0 横山武 松永幹
ハーツフェルト 牝2 54.0 Ｃデムーロ 角居
バリエンテ 牡2 54.0 岩崎 河内
ポートフィリップ 牡2 55.0 岩田 梅田
牡馬第９位：フラットレー
11/29
２９日は美浦南Ｗコースで１５－１５を行いました。
「暮れのホープフルＳを目標にしていこうということになり、先週末に天栄から美浦へ入厩してきています。約ひと月ほどありますからこちらではまず慣らすようにじっくりと動かし出しており、今朝はいちばんの組で馬場に入り、１５ー１５くらいでじわっと動かしたところです。馬の雰囲気はまずまずで悪くないと思えますから、この後の変化をよく捉えつつ徐々に調整のピッチを上げて仕上げていきたいと思います」（津曲助手）
１２月２８日の中山競馬（ホープフルＳ・芝２０００ｍ）に出走を予定しています。
牝馬第１位：エリスライト
カメラ目線バッチリの #エリスライト 。お姉ちゃんの #マリアライト もそういうところあったなぁと伊坂助手。ちなみに、姉妹とも女優の #沢尻エリカ さんぽい雰囲気だとか。 #JRA #競馬 pic.twitter.com/w7lbnVaCvG
— スポニチ記者ツイート 競馬 (@sponichi_keiba) 2017年11月30日
２９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒２－５４秒３－３９秒３－１３秒２）。
「先週１週前追いとしてウッドチップコースでしっかりとやりました
から、場合によっては当該週はポリトラックコースで整えるだけでもいいかなと思ったのですが、脚の状態は変わりなく、再びウッドでやってもいいかなと思えました。それで、先週に続いてエビちゃんを乗せてウッドチップコースで追い切りを行うことにしました。５００万下クラスの古馬が先頭、２番手がエリス、３番手がオープン馬という隊列で進み終いを伸ばしたところ、わりと楽に先行した馬に並びかけることができていました。後ろから来たのは動くオープン馬なのでさすがにきついだろうなと思ったのですが、並ばれてからもあっさり交わされるわけではなく、粘り強く走れていましたね。体は追い切り後にどこまで減るかですが、先日量ったら４３０キロ前半。今日の追い切りと輸送がありますから、何とか保てても４２０～４３０キロくらいでの出走になるでしょうか。パンとしてくるのはお姉さんと同様に時間が必要になってくると思うので今多くを求めるのは可哀想ですが、現状でどこまでやれるかですね」（久保田師）
「先週に引き続き乗せていただきました。トモを中心に力がまだないのでどうしても頭の位置が低くなりがちで、理想のフォームではありません。頭がもう少し高い位置で走れるようになってほしいというのはあります。現状だと逃げてしまうというか、ハミにモタれかかってしまうようなことにもなり、それが左右へのモタれにもつながりやすく走りがアンバランスになっているんです。先週が特にそう感じたのでスタッフと話をして、先週はノーマルのハミだったものを今回替えてみてもらったところ、いくらか改善が見られました。根本的な解決は馬自身の成長がポイントになってくるのですが、先週より今週のほうがいい走りになっていたのは確かです。それに、１回ビシッとやられて精神的に苦しくなるかもしれないと心配していたのですが、それも先週より印象が良かったですね。馴染ませてから速いところへ行ったということもあるのでしょうが、落ち着いて走れていました。そして直線で前へ出た後に後ろからケンベストカフェというオープン馬が並びかけてきた時、対抗しようとする面も見せてくれました。ケンベストに来られる前はやや外へ寄るような格好になっていたのですが、来られたことで真っ直ぐになり前へ進もうとしていましたからね。もしかすると馬に頼る部分もあるのかもしれませんが、初戦へ向かう段階としては悪くないのかもしれません。マリアよりは体がいくらかある状態で初戦を使えそうということですが、それでも小柄な牝馬で、ドシッとしているわけではないですから“初戦から勝負になる”と大きなことは言えません。正直、結果よりも先を見据えて内容を重視して見てあげてほしいです。もちろん期待している馬ですから良い結果を出せるに越したことはなく、そうなるように持っていきたいと思っていますが、競馬を教えていきたいので皆さんにも温かい気持ちで見守っていただけると嬉しいです」（蛯名騎手）
１２月３日の中山競馬（２歳新馬・芝２０００ｍ）に蛯名騎手で出走を予定しています。
牝馬第１位：エリスライト
エリスライト伸びしろ十分(29日・文元・美浦)
今週に中山の新馬戦(芝2000m)でのデビューを予定しているエリスライト(牝2歳、美浦・久保田、父ディープインパクト、母クリソプレーズ)。「2週続けて蛯名騎手に乗ってもらった
けど、『背中なんかはいいモノを持っている』と評価してくれた。今週はいい動きだったし、反応も良化している。芯が入ってくるのはこれからだろうが、伸びしろはありそう」と池内助手は将来性を買う。
