牡馬第9位:グランデマーレ
【10日京都新馬戦】グランデマーレ 古馬を子供扱い 長距離に手応え充分
日曜京都5R(芝1800メートル)のグランデマーレ(牡=藤岡、父ロードカナロア)は稽古が圧巻。いっぱいに追われた1週前の坂路で4F52秒4~1F12秒2の豪快な切れ味。併走相手をちぎって捨てた。CWコースでの最終追いは藤岡佑が騎乗し5F65秒6、併せた2勝クラスの古馬を子供扱い。藤岡師は「バランスが良くて伸びのあるフットワーク。長い距離が合うのは間違いない。初戦から期待できる」と手応え十分だ。
【注目この新馬】グランデマーレ
グランデマーレはロードカナロア産駒で、母はJRA4勝のグランデアモーレ。夏のデビューは外傷で延びたが、今の雰囲気は上々。先週は坂路で4ハロン52秒4-12秒2、今週はCWコースで5ハロン65秒0-12秒1で、ともに併走馬を問題にしなかった。
藤岡調教師は「体は500キロぐらいあるが、気性は素直で追ってからもしっかり伸びる。能力はかなり高い」と自信を隠さない。