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指名馬情報:牝馬第5位

牝馬第5位:ヒメノカリス

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【フィリーズR】ヒメノカリス好素質 武豊も絶賛「めっちゃいい馬」

 「フィリーズR・G2」(15日、阪神)

 例年以上にレベルが高い、今年の3歳牝馬世代。上位の牙城を崩すのは容易ではないが、2月の京都未勝利戦で圧巻のパフォーマンスを披露したヒメノカリスならば、勢力図を塗り替えることができるかもしれない。

 スタートで体勢を崩したが、二の脚鋭く、大外枠から2番手へ。楽な手応えで直線へ向くと、鞍上の手綱は持ったまま。涼しい顔で後続に3馬身半差をつける完勝劇を演じた。池江師は「初戦(3着)は馬場が緩かったし、勝ち馬のマークがきつくて外から押し込められましたから。2戦目は力通りという内容でした」と順当勝ちを強調する。

 前走後は短期放牧を挟み、ここを目標に順調に乗り込んできた。1週前は栗東坂路でトスアップ(4歳1勝クラス)と併せ、新コンビを組む武豊を背に、4F53秒9-39秒2-11秒8を馬なりでマーク。2馬身先着を果たし、「めっちゃいい馬」と名手をうならせた。

 G1・2勝馬アルアインの全妹。巨漢の兄とは100キロほどの体重差はあるが、指揮官は「よく食べてくれるのは強み。ちょっとずつ似てきましたよ。筋肉がついてきましたからね」と確かな成長を感じている。1勝馬ながらも、潜在能力はかなりのもの。抽選を突破し、自力でクラシックへの扉を開く。

 

【フィリーズR】GI2勝の兄を持つヒメノカリスには武豊が騎乗

 阪神の日曜メインはフィリーズレビュー(15日、GII、芝1400メートル)。

 GI2勝を挙げたアルアインの全妹ヒメノカリス(栗東・池江泰寿厩舎)。デビュー2戦目の前走のマイル戦を3馬身半差で楽勝。前に行けるスピードがあるだけに、1400メートルにも対応できるだろう。武豊騎手が先週のサトノフラッグ(弥生賞ディープインパクト記念)に続いて、ディープ産駒でトライアルを沸かせそうだ。

 

【フィリーズR】ヒメノカリス「カイ食いが良くなり筋肉もついて少しずつ成長」

【フィリーズR(日曜=15日、阪神芝内1400メートル=3着までに4・12桜花賞優先出走権)注目馬最新情報:栗東】ヒメノカリスの1週前追い切りは坂路4ハロン53・9―39・2―11・8秒と圧巻の伸び脚。しかも鞍上の手綱は押さえられたままで、まだまだ余力は十分。勝ってさらに上昇気配だ。

 池江調教師「1週前追い切りはいい動きでした。放牧を挟んで順調。前走(未勝利=1着)は力通りの走りだし、カイ食いが良くなり筋肉もついて少しずつ成長している。外回りのほうが良かったが問題はないと思う」