牝馬第５位：ヒメノカリス
良血ヒメノカリス、まずは抽選突破だ／フィリーズＲ
日曜阪神メインは桜花賞トライアル、フィリーズレビュー（G2、芝1400メートル、15日＝3着まで優先出走権）が行われる。
抽選対象の1勝馬ではヒメノカリス（池江）が好素材だ。G1・2勝アルアインの全妹という良血馬。
デビュー2戦目の前走を3馬身半差で快勝し「精神面も含めて徐々に良くなっている。体もちょっとくらい増えてるんじゃないかな」と池江師も楽しみにする。「距離は1400メートルでも大丈夫。まずは抽選を突破してほしい」と願った。
【フィリーズＲ】ヒメノカリス「抽選さえ通れば勝ち負けできる能力は十分」
【フィリーズＲ（日曜＝１５日、阪神芝内１４００メートル＝３着までに４・１２桜花賞優先出走権）注目馬１０日朝の表情：栗東】ヒメノカリスは抽選突破が必要な１勝馬だが、その関門さえ突破してしまえば、一気に主役級の扱いを受ける馬だ。
池江調教師「本当は外回りの広いコースのほうがいいんだろうし、今週もパンパンの良馬場にはならない天気予報なのも残念だけどね。抽選さえ通れば勝ち負けできる能力は十分にあると思っているよ。前走（未勝利＝１着）より馬体も少し増えているかな」
【フィリーズR】ヒメノカリス、兄の背中追う 池江師「体は少し増えていると思う」
ヒメノカリスはG1・2勝を挙げたアルアインの全妹。10日は坂路を流した。池江師は「兄とはタイプが違って俊敏性がある。前走は長くいい脚を使って伸びてくれた。体は少し増えていると思う」。
鞍上は先週の弥生賞ディープインパクト記念で34年連続重賞Vを決めた武豊。抽選を突破できれば注目を集めそうだ。
