牝馬第3位:リアアメリア
【6月1日(土) 阪神芝1600m】
◆リアアメリア(牝、父ディープインパクト、母リアアントニア、栗東・中内田充正厩舎)
父ディープインパクトの牝馬で中内田充正厩舎、鞍上が川田将雅騎手となれば、昨年の6月東京開幕週デビューのダノンファンタジーがイメージできる。その比較でいくと、個人的には同等かそれ以上、そんな雰囲気を感じている。
ゲート試験に合格した後はノーザンFしがらきでの調整を挟み、5月8日に栗東へ再入厩しているが、圧巻だったのは5月15日の坂路。前方でオークスに向けた最終追い切りを行うダノンファンタジーが走っていたが、見た目の動きはこちらの方が良く見えたくらい。普段はチャカついて煩く見えるところもあるが、いざ走らせると真面目な気質がしっかりと伝わってくる。まずはデビュー戦、どんな走りを見せてくれるか楽しみ。
2週前に坂路で54秒0-12秒5(馬なり)。1週前は芝で5F66秒台前半、1F11秒台半ばの時計を楽にマークしている。一つ上のリアオリヴィアは牧場時は評判だったが、いざ入厩すると調教がもう一つでレースでも苦戦。しかし妹は調教も目立っており、姉のようなことは無いだろう。「跨ったジョッキーも感触は良く、素質の高さを感じる。初戦からどんな走りを見せるか楽しみ」と猿橋助手。鞍上は川田騎手。